そもそも「JRPG」って何よ、って事だあね。
色々な所で取り上げられている話題。
日々是遊戯:海外ユーザーが指摘する「JRPGが変えなければならない7つのこと」
同じネタを扱った個人ブログの記事
開発費が高くなるのに日本だけでは売れないから海外へ打って出ようとしている日本製RPGに対して海外のサイトで提言された項目、と言った所の記事ですが………まぁ、なんて言うか、基本的に日本向けに作られている物に外からなんやかんや言うなって所ですかね。
ただ、実際問題開発費ばかり増加して売り上げ的には前世代から増えるどころか下がっている日本製RPGにとって海外に活路を見出そうとするのは仕方がない訳で、ある程度はそちらの意見も重視しつつあんまりあちらへ契合しないようにしなければならない訳です。
と、言うわけで自分的に該当記事であげられていた提言に対して一つずつ本当に良いか悪いかをあげてみる。
提言1:子供のキャラクターをパーティに加えるのをやめさせるべき
「お前達は似たようなマッチョメンばかり登場するゲームが本当に好きなのか?」と問いたいところ、色々なキャラクターがバランスよく登場するからキャラクターの個性が生まれるんだと思うんだけどな、勿論パーティ内が美男美女ばかりってのも大問題だけどな。
2:悪人はもっとクールに
逆にもっと情熱的な悪人が出てきても良いと思う、あと美男美女な悪人ばかりでも困るしなぁ。
3:装備を変えたら外見も変わるべき
気持ちはわかる、革の服も鋼の鎧も伝説の勇者が身につけた武具でも同じヘンテコな服装なのはちょっと白けるかも知れないしねぇ、ボスなんかは戦闘中にパワーアップして見栄えが変わったりするから自分たちも変わりたいかもねぇ。
4:もっとまともな声優を
知らん、吹き替えを選ぶ会社に文句を言え、日本でもあんまり雰囲気に合わないような甲高い声とか猫も杓子もどんなソフトも似たような声優が使われていたり下手に俳優使って棒読みとかあるけどなぁ。
5:ムービーシーンであっさり死ぬキャラクター
これは言えるなぁ、それまでプレイヤーが努力して強力な敵と戦っていたのに只みているだけの場面でそれまで大活躍していたキャラクターが殺されたり死なれたりしたらプレイヤーが置いてきぼりになってしまうと思うし、なんか白けてしまう部分もあるからなぁ。
6:もっとダンジョンにパズル要素を
歩く→戦う→走る、たまに歩く→戦う→歩いたり走ったり宝箱を調べたり…の繰り返しは飽きやすいかもね、でもゼルダみたいなパズルダンジョンはゼルダの伝説と言う「アクションアドベンチャー」だからこそ成立している部分もあるんだよね、RPGでそれが成立するかは疑問だな。
7:ヒーローにも悪の側面を
ストーリーに口出しするなと思うぞ、それに日本製RPGでは主人公達が初めからヒーローと言うパターンもそんなに無かったと思うし、そもそも民家に押し入って勝手にタンスを覗いて中の貴重品を持ち出すヒーローは悪そのもではないか、これが悪の側面ではなくて何を悪と呼べと良いのか。
…と、言うわけで日本製RPGを作るメーカーにはあまり海外を意識せずに面白いゲームを作ってもらいたい物です、と綺麗にまとめる。
しかしながら「JRPG」か、RPGってのは本来ロールをプレイするゲームと言うわけで自分が自分じゃない事が多い日本製RPGは厳密にRPGとは言えないんだろうなぁ、ウィキペディアとか参照すると テーブルトークRPGユーザーからは「CRPG」と分けて呼ばれているみたいだし。