2008年のまとめ(10月編) | ゲームを積む男

2008年のまとめ(10月編)

ソフト数が一気に増えたので今回は10月発売のソフトを振り返ってみる事にする、果たして今年中に12月分まで書ききれるだろうか。


10月
http://www.nintendo.co.jp/wii/r64j/index.html
・Wii Music

Wiiリモコンとヌンチャクとかを利用して楽器の演奏「ごっこ」をするソフトなんですね、何となく演奏するのが気持ちがよいので仲間内で集まって一緒にセッションしたりとか、そうした楽しみ方も勿論あるのですけど一人でコツコツとミュージックビデオを作ったりとかするのが一番楽しいみたいで、究極の自己満足ソフトと言えるかも知れませんね、残念ながら自分はその域までは達することが出来ませんでしたが。


なんて言うか難しいソフトなんですよね、面白いと言えば面白いんだけどゲームとして考えると実は達成感とかが数値としてでないので物足りないと考える人も多いって言うか、人を選ぶゲームなのは確かなんだよね、人を選ぶと言うか環境を選ぶというか、そんな感じ。

http://www.aqi.co.jp/product/away/pc/
・AWAY シャッフルダンジョン

「シャッフルダンジョン」と言うダンジョンを進んで行くアクションRPG、ここで言う「シャッフルダンジョン」とは良くある不思議の何とかみたいな物とは違って、DSの上画面と下画面に渡るダンジョンがあってそれの上か下が交互に切り替わっていく形でのシャッフル、短い時間でダンジョンがシャッフルされて上下を素早く移動しなければならいので結構テンポの良いゲームが楽しめます。


ゲームをプレイしている感覚はスーパーファミコン版のゼルダの伝説みたいな感じ、結構斬新で程々に手応えもあって素早い状況判断が必要だったりするしニンテンドーDSの2画面を上手く利用したゲームとして予想以上に面白いゲームでしたよ、地味だけどね。


http://namco-ch.net/dance_collection/index.php
・ハッピーダンスコレクション

Wiiリモコンを持って画面の指示に合わせてダンスをするゲーム、基本的には女の子向けのゲームなんだけどみんなよく知っているJ-POPに合わせて体を動かすのは想像以上にこっぱずかしい、でもその恥ずかしさを乗り越えるとダンスが凄く楽しく感じられるようになるんだよね、恥ずかしさはアーケード版のサンバDEアミーゴの時より数段上じゃないかと思ったり。


なんて言うか、Wiiリモコンと言うコントローラーだからこそ出来るゲームって言う感じ。


ちなみにこのゲームの攻略法は「なりきること」である、Wiiリモコンのみのプレイなので片手を操作するだけで十分じゃないかと思うかも知れませんがそれだと結構失敗するんだよね、これが。


http://game.snkplaymore.co.jp/official/kimino_yusha/
・キミの勇者

「1日30分の大冒険」をコンセプトにしたRPG、ゲームシステムとしてはオーソドックスなんだけど全体的にストレスを感じさせない作りになっているのが良いところ、1日30分と言いながらサブイベントとかを積極的に行っていくと一つのシナリオが1時間以上掛かったりするのでボリュームも悪くないと思うんだよね。


http://www.konami.jp/gs/game/dracula_ds3/
・悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印

ファミコン時代から続いている人気シリーズの最新作で本作は横スクロールの探索型アクションRPGとなっています、DSでは既に3作目になるので作りとしては安定しているんだけど本作は過去2作よりも全体的に難易度が高くなっている感じ。


DSで出た過去2作は会話時のキャラクターグラフィックとかがアニメ調になっていたんだけど本作では渋い雰囲気へと戻って難易度に合わせて全体的に硬派に戻った印象、それでも次にWiiで出る格闘ゲームは小畑健キャラクターデザインなんだよなぁ。


http://www.d3p.co.jp/galileo/
・ガリレオ

同名ドラマをモチーフにしたアドベンチャーゲーム、流れとしてはイベントがあって調査をして更にイベントがあって調査してと言った感じのオーソドックスな作り、開発がシンプルシリーズでアドベンチャーゲームを沢山手がけているメーカーなので安定した地味な作り。


ストーリーとしてはドラマをモチーフにしているので原作小説には登場しないキャラクターとかも登場しているのですが、これはまぁ映画上映される前の予習的な感じもあるので悪くはないと思う、ドラマを見ていると犯人とかトリックとかわかってしまっているのはどうかなぁって思ったりもしたけど、あと無理に声は入れる必要なかったと思った。


http://thunderforce.sega.jp/
・サンダーフォースVI

メガドライブやセガサターンで出た人気シューティングゲームの版権をセガが手に入れて制作したソフト、ゲームシステムはシリーズ最終作であるVを元に作ってあってこれはこれで一つのシューティングゲームとして見たらそれなりに楽しめる部分はある、んだけどユーザーからの期待を背負った「サンダーフォースの最新作」かって言われたら絶対に違うと思うんだよな。


ドリームキャストで出た「セガガガ」、アレの中でプレイ出来たミニゲームで「R720」と言うシューティングゲームがあったんだけど、その続編だと考えれば釈然としない気持ちは落ち着いてくる感じ、制作メインも同じ人だし。


多くのユーザーが期待しているゲームの続編を手がけるのにクリエイター側の「我」を出してしまったのが最大の間違いだったんじゃないかと思う、とりあえず色々な意味で評価不能なゲームなのは確かでした、ファンタジーゾーンの続編を作るのは止めてくれ。


http://www.gtaiv.jp/
・グランド・セフト・オートIV

海外では大人気、日本でも好きな人は好きだけどゲームの性質上PTAとかから目の敵にされ易いシリーズの最新作ですよ、海外では春に発売されたソフトですがちゃんとメッセージとかは日本語化されてプレイしやすくなりましたよ、音声は英語のままですので洋画を見るようにプレイしましょう。


犯罪がメインになっているのでセンセーショナルに扱われやすい本作ですが本来の魅力は本当に広大に作られた空間の中を自由に行動できることだと思うんです、自由度が高いだけに日本的なゲームに慣れた人には難しいとか取っつきが悪いですけどね。


http://www.jp.playstation.com/scej/title/lbp/
・リトルビッグプラネット

これは非常に評価のしづらいゲームだと思うんです、普通にプレイするときはオーソドックスなちょっとセンスのある手触りの良いアクションゲームなのですが、勿論そのアクションゲームとして楽しむだけでもそれなりに良いゲームだと思いますけど。


けど、最大の魅力はやはり自分で世界を自由に、自分の想像力を働かせて作れる事なんだと思うんですね、これは動画投稿サイトとかを見ても「スゲェ」と感じる物があがっていたりするのでよく分かる、それこそ親子や兄弟とかカップルとかで一緒にワイワイ騒ぎながら作ったりプレイしたりするのも良いだろうし。


それだけにその自由に世界を作る事が可能になるまでの敷居の高さがちょっと辛い所、自分はとりあえずその場所まで行けなかったのです。

http://www.sonic-chronicles.com/us/

・SONIC CHRONICLES THE DARK BROTHERHOOD

海外ソフトですよ、ソニックシリーズ初めてのRPGなんです、ゲーム自体は比較的オーソドックスなコマンド入力スタイルだったりしますが何となくソニックらしさが出ているように感じられました。


ただ、RPGとして敵の能力が自分たちの能力に合わせてパワーアップするのはちょっと嫌だったりする、レベル上げればそれまで苦戦した敵と楽に戦えるようになる方が楽しいと思ったんだ。


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Wiiのフラグシップ的なソフトであるWii MusicとPS3のフラグシップ的なソフトであるリトルビッグプラネットが出ましたけど両方とも何とも表現しづらいソフトなんですよね、面白い部分があるけどそれを理解するのに時間が掛かったり敷居が高かったり、両方とも癖が強いって言うのか。


両方とも「どうやって遊ぶのかを自分で考える必要がある」と言う部分で以外と似た部分のあるソフトじゃないかと思った訳です、何となくですが。


あと、ゲームとして素直に面白いのが「ハッピーダンスコレクション」なんです、プレイする側もそれを横から見る側も楽しめると言う部分でも素敵、なんだけどやっぱり大の大人がプレイするのは恥ずかしいよな。