「注文しようぜ!俺たちの世界」の体験版をプレイ | ゲームを積む男

「注文しようぜ!俺たちの世界」の体験版をプレイ

注文しようぜ!俺たちの世界の体験版

現在「PlayStationStore」にて配信されている「注文しようぜ!俺たちの世界」の体験版を製品版発売前日になってダウンロードしてみた所、体験版の容量は約30MBと360やPS3の体験版の容量を考えると明らかに少なくて驚きです。


このゲーム自体はPSPやDSで出た「ダンジョンメーカー」シリーズや「世界はあたしで回ってる」のゲームデザイナーである四谷三郎氏の最新作になります、ちなみに発売日は11月13日…と本日じゃないですか。


妹に起こされます
ザ・説明口調

ゲームは兎も角金儲けに熱心な主人公イカ丸が妹に起こされたところからスタート、序盤から状況説明やシステム解説ですよ。


市民からクエストを受けます

ゲームの設定として一般市民が戦士や冒険者などへ「クエスト」を依頼してその代わりに報酬を支払うと言う形が定着している世界です、だからイカ丸もお金を稼ぐために「クエスト」を受けるわけですね、体験版で選べるクエストはとりあえず何かを手に入れる系統ばかり。


で、そのクエストを達成するために「アドベンチャーサービス」と言う場所にフィールドを依頼するわけです。


アドベンチャーサービスにてフィールドを注文します

アドベンチャーサービスではフィールドの構造とそこに出てくるモンスターの種類を注文することが出来ます、荒れ地のフィールドや虫系統のモンスターなら無料で発注することが出来ますが上を注文しようとすると予算が必要になってくる訳です。


荒野に一人「稼ぐ」と叫ぶ男
アドベンチャーフィールドに降り立つとそこには注文したフィールドが完成していますよ、同じようにフィールドを注文しても出来上がる構造は毎回変わってくるみたいなのでその種類は結構豊富ですね。


全体的なイメージは「世界はあたしで~」に近い

フィールドは斜め見下ろしの視点で進みます、「世界はあたしで回ってる」のダンジョンでも感じましたが微妙に十字ボタンとの相性が悪い視点、アナログ部分でも操作が出来るのでその辺りは自分の好みに応じてプレイしましょう、フィールドには石碑や家が建っていてそれを調べると情報やお金やダメージを得ることが出来ます、石碑を調べた量はフィールドクリアー時に影響するかも。


状況によってはイベントが発生することもあるみたい、体験版ではヒロインと出逢うイベントが見られますが製品版ではもっと色々なイベントが発生するかも。


戦闘はシミュレーションっぽい雰囲気
戦闘をフィールドを歩いている時にランダムで発生します、戦闘では敵味方の順序は基本的にバラバラでおそらくは素早さか何かが高いキャラクターから順に動くことが出来ます。


ターンが回ってきたキャラクターには「AP」と言う物が与えられてその数値の範囲内で行動することが出来ます、例えば移動や方向転換は1ポイント、攻撃は2ポイントと言った感じで。


APは各キャラクターの上限までは蓄積して次のターンに回すことが出来るので敢えて行動せずに敵を引きつけるように戦っても良いです逆にむやみに敵に近づいていくと連続して攻撃を喰らってピンチとかも、慣れれば簡単だけど意外と戦略性も必要な戦闘システムですよ。


ちなみに敵モンスターのデザインはDS版ダンジョンメーカーや「世界はあたしで回ってる」と似た感じ、って言うかほぼ使い回しとみて良いかも、相変わらず手を抜く場所はしっかり抜いてます。


虹色の空間に突入すればクリアーです
注文したフィールドの最後にある虹色の結界っぽい物に突入すればフィールドのクリアーでそれまでのプレイ状況応じた賞金が貰えたりします、一端フィールドを出ると夕方になって次のフィールドに入ることは出来ないのでその後は街の人と話したりして最後にイカ丸の家にて翌日まで休んで次の日へと。


テキストセンスは「世界はあたしで~」と変わらず
テキストのセンスに関しては「世界はあたしで回ってる」と同じような感じ、世界観もおそらく同じか似たような感じで作られているのであの世界観が好きだった人はこっちの世界観も気にいるんじゃないかなぁって思ったり、若干不真面目だけどそこが良いんです。


タイトル画面
ゲームシステムとしては「ダンジョンメーカー」や「世界はあたしで回ってる」を違う解釈で作った感じになるのかなぁ、「世界はあたしで回ってる」は人々から依頼を受けてその依頼を叶えるために主人公が「わがままを言って」フィールドを作り替えたりするのに対してこのゲームでは人々からの依頼を受けて主人公がその依頼を叶えるためのフィールドを「注文する」と言う感じで。


丁度「ダンジョンメーカー」と「世界はあたしで回ってる」をミックスして再構築したようなイメージと考えれば良いのかも。


ダンジョンメーカーシリーズや「世界はあたしで回ってる」の様に基本的に同じ事を繰り返すタイプのゲームが好きな人ならばこのゲームも同じように楽しめると思います、逆に同じ事の繰り返しが辛いと感じる人は合わないんだろうなと思いました。


とりあえず自分は買う。