表現規制は難しいよね
http://www.bethsoft.com/jpn/news/20081110a.html
>12月4日発売予定のXbox 360用ソフト「Fallout 3」日本語版と
>北米版(オリジナル)の表現および内容の違いについて
簡潔にまとめると
「出来るだけ北米版そのまま出したかったけどCEROから「こんな表現じゃ販売しちゃ駄目」って言われたから問題のある表現を削除したよ、実績は大丈夫だよ」
って言う感じ、全然簡潔じゃないな。
人体欠損に関しては多くのソフトがその表現を規制される原因になっているんだよな、人間もしくは人型の者の体の一部が取れたり千切れたりする表現は確かにグロテスク、それに色々と問題が起こる可能性がある表現なのは間違いないだろう。
核爆弾を起爆云々に関しては日本が唯一の被爆国である訳だし、例え18才未満に販売が禁止されているゲームソフトだとしてもゲームの中で核爆弾を落とす行為を行なわせたくないのだろう、このあたりも色々とナイーブな問題がありそうだ。
ただ、ゲームって奴はテレビや映画は勿論、漫画やアニメに比べても低く見られる傾向のある物だと思うんだ、それなのにゲームが暴走して他の物でも「タブー」と言われる物を嬉々として取り上げていったらそれこそゲームが批判や最悪は今のCEROよりもキツイ規制に晒されてしまうんじゃないかと。
ゲームが犯罪の原因になったと言いがかりを付けられるケースはまだまだ多い、少し前だって9歳の子供が「ゲームで運転を覚えた」と言って無免許運転する事件があったし、格闘ゲームの技をまねして大けがってパターンもよく聞いた話だしね。
兎も角CEROの存在である程度ゲーム表現の規制を行なっていると言う事を内外に示さないと公的な機関が出てくる可能性もあるんだしさ、そうするとそれこそ「ゲーム税」と言う税金を払う必要が出てくるじゃないかと(消費税の税率が今後品物によって変わったとしたら間違いなくゲームは税率が高くなるだろうけど)。
まぁ「Z指定(18歳未満購入禁止)が存在するのに規制するなんておかしいじゃないか」って言う意見があるのは分かる、でもZ指定のゲームを親が買って子供がプレイする可能性とかもあるしなぁ、それに核爆弾とかはZ指定云々とは別の部分だろうから、難しい訳です。
それに海外の残酷表現がやり過ぎな感じもあるしさ、この辺りは日本人と欧米の方々の感性の違いってのが強いんだろうけど。