「428 封鎖された渋谷で」体験版の補足 | ゲームを積む男

「428 封鎖された渋谷で」体験版の補足

・初心者に対する補足

プレイ開始時にガイドをONにするとゲームの進め方について本当に丁寧に解説を行なってくれる、始めにプレイする主人公も強制的に選択されてTIPの読み方から初めのバッドエンドやその回避の方法、主人公の切り替えとかシナリオストップ状態の解除方法に設定画面の出し方まで解説してくれる。


だからサウンドノベルと言うシステムに慣れていない人にも問題なくプレイ出来ると思うけどその代償として誰から始めるかとか、そうした部分が失われてしまうので本作と同じシステムを持った「街」をプレイ済みの人はガイド無しでプレイする方が良い感じ、ガイドの文章は設定画面から確認出来るみたいだし。


・オートセーブ搭載

プレイ中に細かく「SAVE」のアイコンが出るよ、出ている間はWii本体の電源を切らないように要注意だ、PS以降のサウンドノベルはメモリーカードの転送速度の関係でオートセーブに対応していなかった(忌火起草は未プレイなので知らない)ので久しぶりな感じ。


本作では選択を間違えても基本的にはすぐに戻ることが可能なのでオートセーブされて困ることは無いけどね、逆にいちいちセーブする必要がないから楽で良いや。


・「街」と同じシステムだけど続編じゃないよ

実写のサウンドノベルでシステムも近くて舞台も同じ渋谷と言う事なのでどうしても「428」は「街」の続編と言うイメージを抱くけど基本的に「428」と「街」は別の作品ですね、メーカー側も敢えて「街」の続編と言う表現を避けているみたいだし当然ながらストーリーのつながりもありませんよ、そもそも「街」の続編自体は物理的に色々と難しいんですから(その辺りはWikipediaを参照 )。


実際に「428」をプレイした後に「街」をプレイすると本当に同じ渋谷を舞台にした物語かと思うほど空気が変わっている感じがするのが面白い、「街」が1998年1月に発売されたゲームソフトで「428」は2008年12月に発売されるソフトで約11年の月日が経過しているしその間の撮影技術の進化もあるから当然と言えば当然か。


「街」と「428」の似ているようで違う二つのサウンドノベルをプレイして共通点を探すのも面白いかもなぁ、と思って久しぶりに「街」のPSP版をプレイしていたら背景に東海銀行(後のUFJ→三菱東京UFJ銀行)があったり星野仙一氏が中日の監督と表現されていて少し笑う、時代だなぁ。


・5人にキャラクターがそろった!!

体験版でプレイする範囲を終えるとキャラクター選択画面が一気に賑やかになるんですよ、これはちょっと興奮するんですね、いざ選ぼうとすると「続きは製品版で」と言われてお終いなのですが。


でもこれで実際に他の3人の序盤だけでもプレイ出来たらヤバイね、多分もやもやして1ヶ月ちょっとを過ごしてしまうところだったよ、それに公開済みのボーナスシナリオがどのように選択する形になるのかも気になるなぁ、片方がアニメだし。


・428を「四谷」と読むネタが当然の様にあった

そりゃあるよな、ない方がおかしい。