それにしてもDSi | ゲームを積む男

それにしてもDSi

ニンテンドーDSi、この「i」ってのは色々な意味を含んでいるんだろうね、カメラを目に見立てた意味での「eye(アイ)」とか、DSiウェアをダウンロードするために接続するインターネットの頭文字である「i(アイ)」とか、任天堂が目指す一人一台を示す言葉である「I(アイ)」とか、果たして「愛」はあるのだろうか。

実際の所、現状のDSLiteで満足している人は急いで乗り換える必要は無いと思うんだ、だってDSiウェアと言われてもそれが充実してくるのは半年から1年は必要になるだろうし通常のDSソフトは当然DSやDSLiteで動作する訳だし、逆に画面保護シートが少なかったりするし、専用ケースだって出るの本体発売から少ししてからになるだろうし。

価格が2100円値上がりしているのは拡大した画面・カメラ・強化された無線あたりでフォローかな、ゲームボーイアドバンススロット(SLOT2)が排除された代わりにSDカードスロットが追加されて後は追加機能がそれなりにと言った感じか、どうせDSLiteが馬鹿売れして減価償却が出来ているんだろうからDSLiteを15000円あたりに値下げしてくれれば併売の価値が出てくると思うんだよなぁ、ついでにDSiも16800円にしてさ。


任天堂がDSiでやりたいことは間違いなくDSiウェアの市場を作る事なんだと思う、その為に全国のおもちゃ屋に無線LANのスポットを回線込みで設置したりマクドナルドと協業したりして家にインターネット(もしくは無線LAN)の回線が無い人にもダウンロード販売が出来る下地を作っているんだろうし。


DSiウェアの価格が200円からってのはケータイアプリを意識しているんだと思う、ケータイアプリは月額105円からで大体が月額315円とか売り切り525円って価格が多くて、同じような市場を意識しているって事でこれは任天堂からケータイアプリ業界への宣戦布告じゃないかと思ったり思わなかったり、宣戦布告って仰々しい物じゃなくても任天堂はケータイアプリに参戦しない宣言と言っても良いんじゃないかと思ったり。


ケータイアプリだとボタンが押しづらかったり性能は程々だったり機種によって対応しているしていなかったりとか電池が減りやすい問題があったりするけど性能が一定のDSiならその心配が無いのが強みかな、アイデア勝負の簡単なゲームが出てくることを期待。


で、結局DSiの最大のライバルってのはケータイでもPSPでもiPodでも無くてDS/DSLiteじゃないかと思ったり、DSiで2000万台以上売り上げているDSソフトが遊べるけど今の所カメラや音楽やダウンロード配信ゲームの為にDSLiteから乗り換える明確な理由ってのが見つけづらいし、「だったら買い換える必要無いじゃん」って言う思いを解消させるのが当面の問題なのかなって思った。


任天堂のゲーム機って頑丈だから買い換え需要も少ないだろうしね。