キミの勇者
http://game.snkplaymore.co.jp/official/kimino_yusha/
キャラクターデザインがdkmjこと「ドキドキ魔女神判」と同じ人なのですがこのゲームは健全でCERO指定もA「全年齢」みたいですね、そもそもこのゲーム自体はそのdkmjの一作目と同じ時期に発表された筈でしたがいつの間にかdkmjは発売されてしかも続編まで発売されたのにこっちはやっと発売日決定ですよ。
コンセプトは「1日30分の大冒険」と言う事で毎日少しずつシナリオを楽しめるようにアニメや漫画みたいな感じでストーリーが区切られているのがポイントの模様、その他にもインターフェース関係がわかりやすく作られているみたいでゲームになれていない人にも楽しめるのを目的として作られているとか。
重たくない気軽に楽しめるRPGと言うのは携帯ゲーム機では昔からあったコンセプトですが携帯ゲーム機の性能向上に伴って段々と据え置き機と変わらないような重たいゲームが増えて行ってしまっている状況が多いこの世の中では改めて気軽さを明確に打ち出したコンセプトは受け入れられる可能性が高いかも知れない、脳トレとかじゃないけど毎日少しずつ楽しめるのは忙しい社会人にも合いそう。
思えば携帯用ゲーム機で初めて出たRPGは魔界塔士Sa・Gaだったか、アレも携帯ゲーム機で気軽に楽しめる事を考えて作られていたゲームだったと思う、フィールドは狭く作る事で短いプレイ時間でも場面変化を楽しめるようにし世界観の違う小世界を組み合わせることで据え置きの広大なフィールドにも劣らない世界の変化を感じさせる事が出来たしバラエティも豊富に作れたし。
ランダムの突然変異で成長したりモンスターの肉を食べて違うモンスターに変身するシステムとかは長時間のレベル上げに対する回答みたいな物だったかも知れない、一作目は色々と粗がある作りだったけど二作目のSa・Ga2秘宝伝説では多くの部分がブラッシュアップされていて更に遊びやすくかつやり込める内容になっていたと思う。
特に秘宝伝説で追加されたシステムでメインの4人パーティの他にシナリオに応じて5人目の仲間が加わることがあったけどそれが序盤のゲーム導入部では能力の弱いメインキャラクターのフォローになるし中盤以降ではストーリーをフォローする役割にもなっていたし、思い出し改めて名作と言われる理由がわかる気がした。
と言う訳でこの「キミの勇者」もしっかりと作られた名作になっている事を期待しようと思う、長かった開発期間が良い方向に作用している事にも期待。