ファンタシースターポータブルの製品版 | ゲームを積む男

ファンタシースターポータブルの製品版

体験版は完全にメモリースティック上で起動していたので製品版では読み込みに関する不安があったのですが実際に製品版をプレイしてみると体験版と大差のない読み込みでほぼ不満のないレベルだと思いました、ユニバースのPS2版よりも読み込みが早くてPC版に匹敵するレベルなのは実績のある制作会社が担当したからだろうか、それもとPS2版を制作したソニックチームの技術力の低下っぷりを嘆くべきだろうか。


ゲームの印象はやっぱり体験版と大差なし、パーティを結成してミッションを選択してフィールド(ダンジョン)を進んでモンスターと戦ってアイテムを手に入れてフィールド最後に待ち受ける敵(ボスだったりモンスターの集団だったり)を倒したらミッションクリアーで報酬を手に入れる感じの流れ、重要なのはモンスターとかフィールドの各所に置かれているオブジェクトやボックスを破壊したときに出るアイテムを収集する事かな、アイテム集めがゲームの目的のメインだと思う。


それでも一応はストーリーモードはあるけれど基本的にプレーヤー(=主人公)は物語の傍観者的な位置づけになってしまい主人公のパートナーとなるキャラクターが物語の中心となる感じだと思う、これはユニバースの方のオンラインでも同じだから仕方がないのか、ファンタシースターオンラインのキャッチコピーの「英雄は一人じゃない」に対してユニバースで言われた「英雄は俺じゃない」と言う皮肉を思い出すわ、選択肢によるマルチエンディングはあるみたいだけどね。


ファンタシースターオンラインと比較して「戦闘がつまらなくなった」と言う人が多いけど自分としてはユニバースの戦闘もジャストアタックやフォトンアーツを組み合わせて戦ったり素早く武器交換が出来たりするのでこの戦闘システムは嫌いじゃないんだよね、つまらなくなったと言っている人はジャストアタックがフォトンアーツでも出来る事を考慮しながら戦闘を組み立てれば多少はマシになるんじゃないかなぁって思ったり。


あと、更にファンタシースターオンラインと比較すると素潜りが無くなったのは痛いと感じる人がいるかも、PSOの何時間も掛けて洞窟を突き進むのも嫌いじゃなかったけど流石に最近はそこまで気力が続かないので比較的短時間で終わるミッション制も悪くはないと思うけどね。


ただ、本当にレベルがサクサク上がるように調整されている(2時間プレイで既にレベル15まで行った)ので飽きが来るのが早いかもしれないね、ソニチが定期的にミッションを配信してくれたりダウンロードミッションか何かでレベルの上限を上げることが出来ればよいけどねぇ。