ゲームソフトはちゃんと買って遊びましょう。 | ゲームを積む男

ゲームソフトはちゃんと買って遊びましょう。

>ニンテンドーDS用機器に対する法的措置について

http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2008/080729.html


マジコンと言うのは昔からある物で、例えばDSカードを模した機械にDSで動作するプログラムを転送したメモリーカード(microSDカード)を差し込んだり機械そのものにプログラムを記録する事でそのプログラムを起動することが出来る機械なのですが、それでインターネット上で不正に配布されてしまっているゲームソフトのプログラムも起動してしまうんですね、って言うよりも今世の中に出回っているマジコン類での用途の大半がその為に使われているような感じ。


当然の事ですが勝手に無料でゲームを配布されたり遊ばれたりするのはゲームを作るメーカーとして黙ってはいられない事態でして過去にも色々とソフト的な対策を行なっているのです、最近有名なのはDS版ドラクエ5にて不正な機器を使用してプレイした場合はゲーム中のイベントが進行できなくなる、いわゆる「港に着かない」騒動があったりしましたね、こう言うのはきちんとバグチェックしないと正式なゲームソフトでもゲームが進行しない不具合を出す危険もあるのですが。


それでもそう言うのを見つけると「解析したい」って思う輩はいる物でして対抗策が出てそれを無料でゲームを遊びたがる輩が広めて無駄になってしまうと言うイタチごっと状態になったりしている訳です、不正対策→解析のループが延々と続いてしまった所。


で、以前から話には聞いていましたがとうとう任天堂を初めとしてソフトメーカー連名でそうした機器を日本に輸入販売する業者に対して法的処置を実施しますと言うのが上のURLの話、当然ですね。


こうしたマジコンの類は不正コピーしたゲームだけじゃなくて個人制作のミニプログラムなども動いて、例えば意外と本格的なお絵かきソフトとかシーケンサーとかあるし、そうした物が遊べるので完全に悪と決めつけて排除するのも残念な部分はあるかなぁっとも思う部分はありますが、まぁ現状の用途が不正行為ばかりなので仕方がないでしょうね。


ちなみに、PSPでもマジコンは無いのですがコピーしたソフトを動作させる方法がありまして、どうやら最近販売されている本体はそれに対する防止処置が行なわれているとの事、ゲームはゲームハードが売れてもそれで動作するソフトが売れないとどうしようもないのでメーカーには頑張っていただきたい物です、少なくとも自分は遊びたいゲームはちゃんと買って行きますよ、積むけど。