トヨタ・セリカ(ZZT231)
トヨタ・セリカの歴史は長く、1969年の東京モーターショウでコンセプトモデル EX-1 が華々しく登場し、その特徴が色濃く投影された初代モデル、通称「だるまセリカ」のデビューは 1970年12月でした。
それから36年後の2006年4月、7代目となる ZZT231型を最後に、セリカの歴史は一旦終了しました。
広くて便利なミニバンや、乗り降りしやすく見晴らしも抜群のSUVタイプにトレンドが移行して、運動性能や見た目の美しさといった、便利じゃないものだけが取り柄だったクーペが丸っきり売れなくなってしまったのが製造終了の主な原因でした。
低いクルマが大好きなボクでさえも2007年にはミニバン・タイプのクルマ、ホンダ・エディックスに乗り換えていましたから。
セリカのオサラバから約20年経った2024年12月、トヨタ自動車の豊田会長から「2026年にセリカを発売する」という愛に満ちた宣言がなされ、日本中いや、世界中のクルマ好きがドヨメキました。
セリカは人気が無くなって途絶えたのではなく、便利なミニバンが売れ過ぎた反作用によって選ばれなくなっただけ。無いものネダリのボクたちは、こぞって今まさにセリカ貯金の真っ最中です! たぶん。
このミニカーはメーカー不明の中国製でトミカサイズ。ウラ面には「CHINA」の打刻以外に文字が見当たりません。
ローダウンしたイケメン・ボディには TURBO KING、SPEED JC7、SYS、FLASH といった無意味な文字が並んでチョーカッケェ。
