もう限界だ、
早くお月さま来てくれ、と思ってから1ヶ月。
もう全然来なくて。
お腹はパンパンで。
下半身が浮腫んでジンジンで。
頭もぼんやりして。
もう疲れちゃったよ。
職場の外階段を5階までひいひい言いながら上り、
ロッカーにたどり着いたら、
脇の休憩スペースに、
朝のひと仕事を終えた清掃担当のAさんとBさん。
どちらもわたしの母、
と言ってもおかしくないくらいのおふたり。
いつも、ほら持っていきなさいとポケットにおやつを押し込んでくれる。
パワフルで優しくて。
実母とうまくいっていないわたしには、
ちょっと甘えられる存在のおふたり。
今日はおふたりを見たら、なんだか甘えが出てしまって、
ちょっと体調悪い、疲れちゃった、
と、ぽろっと愚痴を言ってしまった。
うんうん、いろいろあるよね、
休み休みがんばりなさいよーとAさん。
その後の一言にびっくり。
「わたしなんか、癌やったのよー」
えええ!わたしもーーー!
思わずAさんに抱きついてしまった。
さらに驚くことにその横で、
「わたしもなのよー」
と、Bさん。
Aさんは、30代で、悪性リンパ腫、
Bさんは、40代で、腎臓がんと膵臓がん。
嘘でしょー、ええー、じゃあ、わたし達、癌友!!
3人で大盛り上がり。
なんだか感動してしまった。
目の前のふたりは正真正銘のサバイバーなんだから。
いつもくるくる動き回って、
本当にパワフルなおふたり。
はたから見てわからなくても、
みんな頑張っているんだな。
わたしもふたりみたいになりたいな!
そんなこんなで、今日はとてもがんばれました。