先日。
2017年最初の通院。
こんな気持ちで来たら、
良い結果も出ないだろうよ、と思ってしまうくらい、
いつもここに来ると、
怒りに似た気持ちが沸き上がってしまう。
他の科にだけ通院の日はそんなことは思わないのに。
この日は年に一度のCTの日。
なにも問題ありませんよと診察室で聞くまで、
やはり少し緊張していたようで、
心の底からホッとする。
告知後、5年半を無事に過ごすことができた。
このところ、癌を経験したことを、
さらっとカミングアウトする機会も増えたけれど、
全てが過去になったわけじゃない。
だから、ここに来るとこんな気持になるのかも。
前回に続いて今回も、
ホルモン治療5年経過後も、
タモキシフェンを続けることの確認をして、診察終了。
カルテを持って、皮膚科へ。
乳腺外科でも皮膚科の処方箋は頼めるけれど、
年に2回は曜日を合わせて、皮膚科も受診。
診察室に入るなり、
バカでかいルーペでわたしの顔をまじまじ診る先生。
ああ、どんだけ拡大されているんだか。
かつてのあの酷さからしたら、
こんな状態年相応なんじゃないのかと思うけれど、
わたしの顔には、
免疫が低いことからによるウイルス性のデキモノが点々とあるのだそうだ。
こんなのコンシーラーで消えるけどなーと思うけれど、
薬を出すから、と先生。
朝昼晩、漢方の錠剤を4粒ずつ。
効く、と先生。
じゃあ飲みます、とわたし。
他になにか気になるところはある?と先生。
ほぼ毎晩、身体中すごい痒みに襲われる、
ボコボコになり、掻くとすごいミミズ腫れになる、と言うと、
呆れたように、それじんましんだから、と、
これも処方箋を追加。
やはり免疫が下がっていたり、
心身のバランスが取れていないときになりやすい、とのこと。
わたしは肌の状態は、経験から、
排卵が正常でないこと、
生理が不順であることが大きいのではないかと思っていたのだけれど、
先生はそうは思わないらしい。
そうかー。
漢方は1ヶ月の処方なので、
1ヶ月後にまた皮膚科へ。
デキモノ、良くなれ。
お会計を待つ間、
今日通院であることを話していた友人数人に、
結果をLINEやメールで報告。
良かったねという返事を見て、
幸せだなと心から思う。