季節の移り変わりを、
3ヶ月毎の検診で感じるなんてヤだなと思いながら、朝。
病院に向かうときはいつも少し、気持ちが落ち着かない。
乳腺外科の看護師さんが効率よく回れるようにしてくれ、
内科採血→乳腺外科検診→内科診察→婦人科、
と回ることに。
採血を済ませ、乳腺外科へ。
タモキシフェンいつまで飲むって話は出てましたか?と、チームドクター先生。
きた、と思う。
まだその話は出ていません、とわたし。
いまのところは7年を推奨する、という話があり、
ひとまず7年を目標にしましょう、と先生。
7年までは明確なエビデンスが出ているのかな、と思う。
でも10年、と言われるより、
7年というと、ハードルも高く感じない。
きっと7年経過する頃は、
さらにその先の選択肢もいまより増えているのだろう。
5年、1,825粒。
2年分の730粒。
合計して、2,555粒の7年。
ついでに10年飲んだら、3,650粒。
すごいな、頭の先から爪先まで、
ぜんぶタモキシフェンで埋まりそうだ(笑)
でもこの5年、再発もなく過ごせたことは、
この小さな粒のおかげも大きいんだと思う。
触診、エコーで異常なし。
次回の診察とCTの予約を入れてもらって、
内科へ。
診察室に入るなり、
前回からどうしてた?
引き続きがんばってた?というようなことを先生。
一瞬言葉に詰まる。
ええと、食事は意識はし続けていましたけど、
でも少し緩くなっちゃってたところもあるかな、とモゴモゴ。
その結果が出てるみたいよー、と先生。
肝臓の数値が軒並みきれいに標準値を飛び出していました。
OH(涙)
1年半前のような、すっ飛び抜けて3桁、
というような上がり方ではなく、
わずかに上回っている、というくらいだけれど、
でも悪化していることは間違いなく、
心当たりもあるだけに、負けた感。
喉元過ぎて、いい気になっちゃってた。
最後の婦人科。
2週間前の子宮体がん検査の結果をプリントでもらう。
陰性。
また1年後にね、と先生。
ああ、3科終わった。
お会計を待ちながらホッとする。
今年のホームでの受診は終わりだなぁ。
と思いながら、
明日から食事制限をどうしようと考える。
取りあえず甘いものをぜんぶ断とう。
最寄りの駅まで戻り、
好きな曲を聴きながら、地下から地上に上がったら、
空が青くてとてもきれいで、
米津玄帥の声と空の青さに見とれて、
なんて幸せなんだろうと思う。
思ったあとに、
相変わらずなんて幸せのハードルが低いんだと自分で笑う。
でも最近、やたら、幸せ、と言ったり書いたりしてる気がする。
幸せなことだ(笑)
夕方、キッチンに立ちながら、
5年前のことを思い出した。
いちばん酷かったとき。
歩くのもやっとで、手になにも持つこともできなくて。
なんの役にも立てないことが不甲斐なくて。
ただ、家族のごはんを作りたいだけなのに。
わあわあ泣いた。
だから、明日から食生活またがんばろう。
あのときの願いを、
これから先もまっとうできるように。
体調が悪いのかな、
今日の夕食はなにもかもしょっぱくて倒れそうでした。
わたしだけね、相変わらず味覚おかしいらしい。
でもやれやれ。
なんか長い一日だったな。
寝まーす。