今月半ば、3ヶ月検診へ。
連休明けの待合室は、
椅子が足りなくなるほどの人でした。
もうこの病院に来るのは何回目なのかな。
そんなことを思うのも、
丸5年という節目に、
自分でも感慨深いものがあったからだと思います。
チーム医療制の乳腺外科は、
いわゆる「主治医」はいないので、
この日も初めてお会いする先生でした。
でも、診察室に入るなり、
「5年ですね」と言ってくださり、
改めてそう言われるとまた少しぐっとくるものもあり。
5年前の乳がん告知の日に、
入院説明をしてくれた看護師さんもこの日は診察室にいてくださり、
おかげさまで本当にありがとうございました、と心から言えました。
マンモもエコーも異常なしを聞くことが出来、
膠原病の経過をを診てもらっている、
内科の内容もきちんと見てもらって、
とても丁寧な診察でした。
その後は、皮膚科。
乳腺外科でも皮膚科の薬を、
出してもらえることになっているけれど、
半年先生にお会いしていないので、
きれいになった顔を見せに?お礼も兼ねて受診。
こんなにきれいになりましたよ~と見せたけれど、
「ここになんかあるな?」と、おでこを指差す先生。
いいんです、こんなかすかなヤツは。
かつての酷さから比べたら、こんなのないも同然だ(笑)
先生、実はいちばん酷いときの写真を撮っておいたんですよ、
見ます?とスマホを取り出して、
いちばん炎症が酷かった、
1年半前のすっぴん自撮り写真を見せたところ、
「うわぁ、酷いな!」と先生。
先生からスマホを受け取ったら、
限界まで画面が拡大されていて、
びっくりしてのけぞってしまった。
ここまで治ったので、
こうして見せられるんだけどね。
当時はこんな状態でどうしたらいいのかわからなかった。
でもここまで治してもらって、本当に感謝しているので、
ここでも心からお礼を言いました。
ここのところ、
周囲にさらっとカミングアウトする機会が多くなりました。
相手のリアクションもあまり気にならなくなりました。
わたしがなったんだから、
誰だってなるんだよ。
だからちゃんと検診行ってね、と。
さらさら~と。
年月はいろんな角度から、
わたしを強く図太くしてくれているようです。
それで良し。
本当はもっともっと書きたいことがあるのだけれど、
今日はこの辺で。
最後に。
1年経っちゃったね。
でもケイタイの待受は、
いまもあの日のひまわりだよ。
ずっとずっと忘れないよ。
いつか会えたら、
なかなかがんばったじゃんって褒めてもらえるように。
わたしはあともう少しがんばるよ。