嬉しいとか、
楽しいとかと違って、
悲しみや苦しみといった類いは、
適切なときに、
相応の対処をしなければならない感情なのだろう、と思う。
向き合えなかった思いは、
胸の奥のしこりになって、
不健全な形で、先々もずっと残り続ける。
心身ともに健やかに生きていくには、
きっとそれではいけないのだろう。
悲しみよりも、
後悔と自分の無力さと不甲斐なさで、
もうずいぶん長い間涙も出やしない。
そういう自分に向き合うのが辛くて、
もう考えるのをやめてしまった。
わたしが行き詰ったとき、
いつもいつも耳を傾けてくれた。
一生懸命思いを伝えてくれた。
でもあなたはもういないから、
わたしはどうしていいかわからない。
わたしはひとりになってしまったよ。
仕事も行けてる。
ごはんも食べてる。
笑ったりもしてる。
でもどうにも受け止められなくて、
ずっと遠くに大事なことを置いてけぼりにしちゃってる。
わからないんだよ、どうしていいか。
わたしはこんなに弱かったのか。
ありがとうと書けないわたしは最低だ。
なにをどうしてみても、
いま出てくる言葉はごめんねなんだよ。