ご挨拶 | QOL ~Quality of Life~

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日々のいろいろ、仕事、乳がん。
でも、より良い人生のために。
毎日笑って、生きていこう。

2015年、大晦日。

暮れていきます。


ブログを始めて、4年半。

乳がんの告知からも同じだけの長さ。

大晦日に思いを書くことは、

わたしの大切な作業です。

今年も。


いただくコメントのなかで、

何度か、「救われた」

と言っていただいたことがありました。

今年のあるとき、ふと思いました。

誰かを救うことは、

自分が救われているのと同じことなのだと。

自分の思いに共感してもらうこと。

病気から4年半。

その思いはどんなにわたしを支えてくれたかわかりません。


今年は新たに疾患がふたつ見つかり、

人生は何が起こるかわからない、

改めて、自分の将来を考えることが多かった年でした。

癌をはじめ、膠原病疑い、他、

少なくないものを抱えることにはなりましたが、

いまわたしの人生は、

なかなか良いものであるように思います。

病気後、多くの経験が、

わたしを強くしてくれたからです。


今年再度の転職後のわたしの仕事は、

人の終末に関するお手伝いです。

日々、様々な案件や、

ハードな内容を見聞きすることも少なくありません。

まだまだ勉強中で、

右も左もわからないことも多いですが、

日に日に、

わたしはここに導かれたのではないか、

乳がん告知後、

もし、わたしに余生があるのなら、

人の役にたつ生き方をしたいと思ったことが、

いまわたしがここにいる理由なのではないか、

そう思う毎日です。


今年は、頭の一部が止まったまま、

今日を迎えてしまいました。

まだまだ胸のなかが言葉になりません。

本当は感謝で1年を〆たいのですが、

今年は思うままの気持ちで失礼します。


明日は2016年。

なにがどうなろうと、

明日はくる。

だから、がんばるしかありません。


すべての人に明日が良い日でありますように。

来年がいままででいちばん良い年になりますように。


挨拶にかえて。











2015 大晦日 
haruco