電話を受けた数日後、
病院へ。
内科で受付を済まして乳腺外科へ。
電話をくれた先生から、
外来が始まる前に話を聞けることになった。
今回悪かったのは、
肝臓の数値。
1年前からズガンと2つの数値が上がった。
正常値なんて突き抜けちゃって、
もう桁が違っちゃってて。
乳がんの腫瘍マーカーは正常値内なので、
乳がんとの関連は考えにくい。
タモキシフェンの服用でも、
肝臓に影響が出る場合があるけれど、
それは服用し始めて半年くらいに出ることが多く、
わたしはもう3年以上服用しているので、
タモキシフェンのせいとも考えにくい。
先生の話を聞いた。
乳がんとの関連は考えにくい。
そう言われて、なんとも心もとないような気分。
なんで?
なんかまた別の病気にでも?
癌は大病だと思う。
でも、もちろんそれ以外の病気にかかっても、
不思議でもなんでもないのに、
頭でなんだかよく理解できない。
なんで?なんで?
乳がん以降、食生活だって本当に気をつけたのに。
お酒だって飲めないのに。
なんで肝臓なの?
内科の女医さんは、
優しい穏やかな先生だった。
丁寧に話を聞いてくれ、
今日は時間は大丈夫?と確認し、
エコー、採血、採尿をすることになった。
採尿は確か、
乳がんの告知を受けた日以来だな。
技師さんのエコーは、
20分くらいかけて行われ、
仰向け、横向き、また仰向け、反対の横向き、
と、何度も何度もゼリーをつけて、
お腹や脇腹をまんべんなく。
息を止めてみぞおちをグリグリされて、
ああ、肝臓ってここにあるんだ、と初めて知った。
再度診察室に呼ばれて、
採血の結果を見てなのか、
点滴をすることに。
リクライニングチェアで45分くらいかけて点滴。
腕に刺さった針を見て、
TC療法のときのことを思い出して、
腕にそっとタオルをかけた。
点滴中、先生がやってきて、
検査結果を伝えにきた。
今日の段階では診断がつかないこと。
まずは食生活がどれくらい影響しているかをみましょう、と。
次回の診察まで一ヶ月ということだったけれど、
この1週間でまた数値がダダ上がりなので、
GW明けに再診することになった。
丁寧にわかりやすく話をしてくださるなかで、
可能性のあるいくつかの病名が出たけれど、
そのなかには国の難病指定のものもあって、
はあ、どうなるんだろう、と思う。
食事療法?をしても数値が上がり続けるならば、
肝臓の専門医の診察をすすめる、
生検をして調べる、という言葉も出てきて、
いやだ、ずっとこの先生に診てもらって、
他になんて行きたくないよ。
というわけで、
お肉、油、脂肪分、ついでにおやつもNG
がんばっています。
GW明け、良い結果が出ますように。
皆さま、良い週末を。