通院日。
三大治療が終わり、
3ヶ月に一度の通院になって、
2年と少し。
今回ほど、
気楽な気持ちで行けたのは、
初めてだったかも。
初めて質問もまとめなかった。
それだけ、体調がいい。
告知から、
いまがいちばんいい体調で過ごせている。
そうなんだけれど、
今回はどうしても、
診てもらわなければいけないことがあった。
1ヶ月半程前から、
健側に米粒大のしこりがあった。
毎晩、お風呂で確かめた。
明日は消えているんじゃないかと、
毎日毎日思ったけれど、
毎晩それは同じところで、
時々痛みも持ちながら、
コリコリとよく動いていた。
ああ、どうしようと思ったときは、
もう職場がとんでもないことになっており、
日程的にも病院に行く余裕がなかった。
娘の春休みを台無しにするのも忍びなく、
結局、
次回の診察まで待つことに。
それが今日。
まず呼ばれたマンモグラフィで、
ここがちょっと気になるんです、と、
その場所を指先でくるっと描くと、
予想以上に、
技師さんが真剣に聞いてくれ、
ここですね、と確かめてくれた。
そのせいなのか、
今日はいつもの何割か増しで挟まれた気がして、
わたしは相当痛みに強い方だと思うのだけれど、
今日は我慢できなくて何度も声が出た。
「撮ります、息を止めてください」
と言われるたびに、
痛すぎてもうとっくに息止まってます!
心で叫ぶ。
その次のエコーでも、
同じことを伝えたら、
やはり丁寧に診てくれて、
一安心。
マンモとエコーが終わり、
待合室に戻ったら、
あとは診察室に呼ばれて、
結果を聞くだけなので、
さすがに落ち着かなかった。
本を開いても、
全く頭に入ってこない。
仕方がないので、
ぼんやりテレビを眺めて待った。
今日はいつになく混んでいて、
待合室に、
いくつも簡易椅子が出され、
ぎゅうぎゅうの人だらけ。
受付から2時間後、
ようやく診察室へ。
マンモとエコーの画像を説明される。
結果、
しこりは、のう胞とのこと。
先生が力強く言うのだから、
大丈夫なんだよね、と思う。
自分が話を納得する速度と、
先生の説明するスピードが同じではないので、
以前から診察室のなかでは、
緊張することが多かったのだけれど、
今日はけっこう余裕があった。
わたしもそこそこ慣れてきたのかな。
チーム制、というのは、
年がら年中セカンドオピニオンのような状態、
でもあるけれど、
同じ先生には1回/年しか診てもらわない、
というのは、
人見知りのわたしにとっては、
やっぱり診察は毎回ハードルが高い。
ふう。
病院+先生大好きになりたいよー。