乳腺外科3ヶ月検診/婦人科頸がん、体がん検査② | QOL ~Quality of Life~

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今回、


何故院内で婦人科の検診を、


受けようと思ったか。



乳がんになってからの、


過去2回の婦人科検診で、


もう心底、


やんなっちゃったからだ。


検診を受けるいちばんの目的は、


タモキシフェンを服用していることによる、


体がんリスクがある訳だから、


当然、


問診票には、乳がんの履歴を書く。


なのに、


「あなた、1年も生理がないのね~?!」


などと、


『師長』の名札をつけた人に、


待合室で大声で聞かれたり、


診察中に、どう考えても、


乳がんを患ったわたしに言うことか?!


などと言うようなことを医師に言われたり。


2年続けて、


キーッ!!となり。



だったら、


乳がんを診てもらっている病院の婦人科で、


検診も受けたほうが、


乳腺外科からカルテも回るし、


婦人科系の癌も診ている先生ならば、


わかってほしいことを、


わかってくれるだろうとも思い。


何より、乳腺外科のドクターの、


体がんの検査は痛いよねえ、


でも大丈夫!◯◯先生は腕がいいから!


ちゃんとカルテにも書いておくから、


診てもらって~という言葉が、


やけに力強く聞こえて、


今回、検査を受けることに。



前置きが長過ぎだ。

ここで、「つづく」にしたいけど、

mnさんの検診に間に合わないかもしれないから、

頑張る!



という訳で、


乳腺外科から出て、


婦人科へ移動。


手渡された問診票を記入する。


乳腺外科の受付の方が、


わたしの後からカルテを運んでくれたので、


病歴も薬も、無記入で提出。


気が楽でいいな。


先に5人ほどが待っていた。


何度も確認したけれど、


予約は不要、


そんなに待たないから大丈夫です、


という言葉の通り、


どんどん回転して、


15分程で診察室に呼ばれる。




手術から2年半ですね、と、


キリリとした女医さん。


問診票に書いた、


症状のあれこれを確認したのち、


最後に体がん検査をしたのはいつですか?


じゃあ、今日は頸がんと体がんの検査をしましょう、


どうぞ、と促される。


その検査を受けにきたというのに、


あぁ、やっぱりするんだ、と、


去年の痛みを思い出して、


気持ちがどんよりする。



でも、思う。


今年の初めに、


初期の頸がんで手術をした、


地方の友人のこと。


ブロ友さんのこと。


わたしだって、


乳がんの検診を受けてください、と、


全ての女性に願っていること。



この日は、


穏やかなこの地方には珍しく雪の予報。


寒い寒い日。


なのに、婦人科の検診、ということで、


着るものを相当悩んだ。


タイツに靴下、下着、


もう電光石火の勢いで脱ぐ!


乳腺外科では上半身を脱いだので、


通算?すると、


わたしは今日この病院で、


素っ裸になったということだ!



ハンドタオルを握って、


診察台に腰掛けると、


椅子がしゃべった。


「回転シマス」


などと言いながら、90度回る。


止まった先には看護師さんが待っていた。


「オ尻ノ下ノ台ガハナレマス」


と、言ったかと思うと、


その台が離れ、


椅子の背が倒れ、


身体の硬いわたしは、


絶対明日は筋肉痛だ、という姿勢になり、


検査が始まった。



いつも思うのは、


あとどれくらいで終わるのか、


どこが痛みのピークなのか、


いまなのかこれからなのか、


あと何秒とか何分とか言ってください~っ、


ひ~っ!と思う。


身体の力を、


抜かなければ抜かなければと思うのに、


上手くできない。


去年の痛みを思い出すと、


まだまだこれからだ、と思ったら、


はい終わりましたよ~と、先生の声がした。



たぶん、1分ほどの時間で、


痛みは去年の1/10くらい。


出血もほんのわずかで済んだ。


覚悟していたのに、


あっという間に終わって、


狐につままれたみたい。



2週間後以降に、


なるべく早い時期に、


結果を聞きに来るようにと言われ、


診察が終了。



ずっと気になっていたことが終わり、


大きなことをやり遂げたーというような、


そんな気持ち。