数日前。
冷たい雨と風のなか、
今年最後のランチの約束へ。
銀杏は散ってしまっていたけれど、
まだこんな鮮やかな紅葉が。
この日、
少し深めに襟元が開いた服を来ていったら、
途中見た鏡で、
放射線痕が、クキッと覗いてしまっていることに気がついた。
友人に言ったら、
「...そう言われればそれがそうなのかなってくらい」
全然わからないよ、と真顔で言ってくれたんだけれど。
ランチのオープンサンドが、
どう見ても酒の肴!だったので、
忘年会だしね~と、少しだけ飲んだら。
しばらくして、
「あ!すごくはっきりしてきたかも!」
と、友人。
飲んで放射線痕が、
赤くくっきり浮かび上がってきちゃったらしい。
そっと鏡を覗いたら、
胸元に、真っ赤な四角の先っちょが、
こんにちは!と出てきていた。
引っ込んでおれ!
もうなんにも残ってないよー、
という声もよく聞くけれど、
これでもかなり薄くなったんだけれど、
わたしは相当残っちゃってるよね、
放射線痕。
友人K
今年もたくさんありがとう。