こどもは社会からの預かりもの | QOL ~Quality of Life~

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日々のいろいろ、仕事、乳がん。
でも、より良い人生のために。
毎日笑って、生きていこう。

終業式。


結局、今日も、


「はやくしなさーい!」と何度言ったことか。



40日間の夏休みが始まる。


わたしもそれに合わせた出勤なので、


平日はほぼ全部がお休み。


4年生になった今年から、


市主催のイベントやプログラムに、


参加できる枠が増え、


お泊りキャンプやら、


テーマパークのバックヤード見学ツアーやら、


いろんなものへ申し込んだ。


暑いけれど、


いろんな体験をしておいで!



こどもは社会からの預かりもの。


先日この言葉を聞いた。


妊婦の時の母親学級でも聞いた言葉だけれど、


いつしか忘れてしまっていた。



乳がんがわかったとき、


何よりいちばん辛かったのは、


この子をどうしたらいいんだ!ということだった。


実母との確執も手伝い、


とにかく娘を幸せにしなければ、


幸せにしなければいけない、と、


一時はその思いでがんじがらめになり、


母親に愛されなかった自分が、


そんなことできるわけがない、と、


精神的に参ったりもした。



こどもは社会からの預かりもの。


こどもは、わたしのものではない。


こどもの人生は、こどものもの。



社会へ出るまで、


船の漕ぎかた、


風の読みかた、


人との距離、


生きるために必要なことを、


わたしがどう生きるかで、


感じてもらえばいい。


わたしが幸せにはしてはあげられない。


幸せな人生を歩く力を、


娘につけることが、


きっとわたしにできることなんだろう。



勉強は二の次でいいよ。


いまはたくさん遊んで、


たくさんのお友達と関わってほしい。


ありがとうとごめんねを、


ちゃんと伝えられる、


いいお友達を得てほしい。



人はこの先死ぬまで、ずっと、


人と関わらないで生きていくことはできない。


人間力、


共感力、


優しさ、


失敗しながら、


学んでいってください。



長い夏休み。


本当に楽しいことばかりではなくて、


我が家には、


試練の夏でもある。


娘が抱えるあることを、


今後どうするか、答えを出さなくてはいけない。


答えによっては、


秋から、娘の生活は少し変わる。


隣の学校へ週に一度、


授業を受けにいくことになる。


わたしが子供の頃は、


特別学級と言った、教室での授業。


難しい用語で言ったら、


娘が抱えている症状は、


障がい、と呼ばれるものかもしれない。


悪化していったら、


きっと、彼女の人生は少々生きづらいことになるだろう。


でも、


わたしは心配はあまりしていない。


詳しく書くと長くなるので端折るけれど、


わたしも幼少時、


全く同じ、先天性のその症状を抱えていたこと、


完治はせず、


いまもそれを多少引きずり、


でも、共存しつつなんとかやってこれたこと。


同じ症状を抱えるからこそ、


楯にも灯りにもなれるだろうから。


きっと大丈夫。



神さまは、


あなたに優しい心を持たせてくれたから、


この先の人生でも、


きっとたくさんの人が助けてくれる。



さあ、夏休み!


3食/1日、がんばりましょう(笑)




皆さま、どうぞ良い夏を!
















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