夕方から、神経痛。
腕、足、足首の関節、あちこち。
なんだでだろう、
最近ずっと調子が良かったのに。
沖縄らへんに停滞している台風のせいだろうか。
時間を追うごとにどんどん痛みが増して行き、
もう歩くのも、
呻きながらになってしまった。
痛い、痛い、痛い。
薬がない。
バファリンも切れている。
買いに行こうか。
待てよ、そうだ、と、
処方箋の残りを入れたカゴをごそごそ探したら、あった。
『セレコックス錠』
TC療法中、欠かさず毎日飲んでいた痛み止め。
頼む、効いてくれ~ぇ!
祈るような思いで飲んだ15分後、
スパッと痛みが消えた。
もう気分は、お花畑でフォークダンス踊ってるかのよう♪
すごいぞ、セレコックス!
突然、イキイキとして動き出したので、
家族も目が点になっていた(笑)
TC療法の副作用で、
何がいちばん辛かったといったら、
脱毛は別格として、
いちばんは、痛みだった。
筋肉痛、関節痛、
頭痛、身体中の痛み。
巨人に身体中を捻られているかのような、筋肉痛。
関節に釘を打たれているかのような、関節痛。
殴られているんじゃないか、
というような止まらない頭痛。
どこもかしこも、痛かった。
股関節の痛みが酷く、
足を一歩前に出すだけでも、痛くて泣いた。
1クール目は、薬を一切出してもらっていなかったので、
ただ我慢するしかなく、
あまりの痛さに、布団のなかでわあわあ泣いた。
2クール目からは、セレコックスの他に、
貼り薬も使って、
かなり痛みは緩和されたものの、
4クール目まで、
投与後5日目くらいから1週間ほどは、
身体中が激痛だった。
一番は、痛み。
二番目は、味覚障害。
食べるものの味がおかしいのはもちろん、
常に口の中におかしな味と違和感を感じて、
イライラして仕方がなかった。
古い油に、腐った魚と錆びた鉄を漬け込んで、
それを口の中に塗りたくられているような。
日に何度歯磨きをしても、
不快感が消えてくれなかった。
味覚障害は、
TC療法の4クールの全期間に現れ、
いちばん酷かった1クール目は、
みかん、水、飲むヨーグルト、
それと、アイス、おせんべいしか食べられなかった。
唯一、その5つだけが、
治療前と同じ味がしたので、
本当にしばらく、それだけしか口にしなかった。
その他は、何を食べてもたまらなく苦く、
油分(脂分)があるものは、
吐き出すほどおかしな味になってしまっていた。
それでも、なんだかんだ、
だらだらだらだら食べていたなあ(笑)
ほんの数%の上乗せ、と言われた、
化学療法だったけれど、
あれだけの副作用が出たのだから、
きっと、身体中に抗がん剤が効いてくれたと思いたい。
化学療法の副作用のことなんて、
キレイさっぱり忘れていたけれど、
久しぶりの神経痛で、
あれやこれやを鮮明に思い出してしまった。
でももう、あれだな、
あんまり思い出さなくていいや、
楽しいことで上書き保存しよう。
薬が効いてるうちに、もう寝まーす。
秋の週末、皆さま良い時間をお過ごしください。
ばいばーい(・ω・)/
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