お腹が空いたね、と、
今回の旅行のいちばんの目的のお店。
アーケードから、路地へ折れ、
一見なら、躊躇してしまうような、狭い階段を上がり、
小さな扉をガラガラと開けて、「真助」へ。
牛たん!
ぺらぺらのまん丸い、
噛み切れない牛たんしか知らないわたしには、
本当に衝撃的な、美味しさ。
こんなに分厚くても、とんでもなく柔らかい。
ゆっくり食べたのに、最後の一枚まで、
本当に柔らかい、仙台の牛たん。
テールスープ。
透き通ったスープに浮かぶ大きなお肉の塊。
れんげでそっと触れるだけで、
ほろほろと崩れていってしまうほど。
「すごく美味しかったです」と言うと、
カウンターの中から、
満面の笑顔と一緒に、
「ありがとうございます!」と大きな声が。
路地の奥の、狭い小さなお店。
「お気をつけて!」と送り出してもらえて。
味はもちろん、
お店の方の丁寧さと親切さが、とても心に残りました。
いったん、広瀬通までぶらぶらし、
オープンしたての、浜焼きのお店、
「かき小屋 飛梅」へ。
石巻の、牡蠣。
それはそれは大きくて、手のひらサイズ。
殻を開けてもらうと、もわっと湯気が。
まだふつふついっっている牡蠣に、
レモンをきゅっと絞って。
もう言葉がないほどの美味さ。
この冬は、骨髄抑制やらなんやらで、
結局食べる機会がなかった、大好きな牡蠣。
2年分だ!と、4個食べてやりました(笑)
〆は、うにの焼おにぎりだし茶漬け。
香ばしいうにとだしが絶品!
このお店も、皆本当に親切。
それは、訓練された親切さではなく、
素朴な、心からのおもてなし。
ありがとう、仙台の夜。
→3 につづく。
ランキングに参加しています。
押して頂けると励みになります。
にほんブログ村