病人、患者、わたしはいま、何のヒト? | QOL ~Quality of Life~

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日々のいろいろ、仕事、乳がん。
でも、より良い人生のために。
毎日笑って、生きていこう。

ここのところ、


ずーーーっと、頭が痛い。


鋭い痛みではなく、ぼんやりとだけれど、


かすかにでも常に頭痛がするというのは、


イヤなものだなぁ。


久々に計った体温は、今朝は35.9℃


関節痛や手の強張りも、


最近は、たまに、そしてかすかにしか感じていない。


トータルでは、体調は良しとしよう。



たまに考える。


わたしはいま、「何のヒト」なのだろう。



先生との会話の中で、


「手術で癌は取り除けたわけだからね」


「もう癌は切り取れているんだから」


というような言葉が何度かあった。


理屈では、癌はもう、


わたしの身体の中にはいないことになる。


それぞれの副作用は、それなりにあったけれど、


放射線も、抗がん剤も、再発予防。


毎朝タモキシフェンを飲んでいるけれど、


これも、しかり。


じゃあ、いま、健康なのかといえば、


「健康です!」と、言っていいのか少し迷うけれど、


じゃあ、不健康なのかと言われれば、


それも当てはまらないような。


病院に通っているから、「病人」?


癌に罹患したから、「患者」?


カテゴリー的には、なんなのだろうなあ(笑)



結局、元の職場に復帰したけれど、


この春、ゴチャゴチャと先のことを悩んでいるときに、


同業他社への転職も考え、


大手で採用にも携わることの多い友人と会ったときに、


聞いてみたことがあった。


友人に、癌はわたしの身体には残っていない、


という理屈を説明し、


もし転職するなら、乳がんのことは言いたくないことを伝え、


「面接とかで、現在の健康状態は?って聞かれて、


良好ですって答えは、間違いなのかな?!」


と、聞いてみた。


友人は、「うーん」と、少し考えた後に、


もしその質問が、「過去○年の健康状態は?」なら、また別だけれど、


いま現在、良好だという答えは、間違っていないと思うし、


その後、事実が発覚しても、


正面からとやかくは言えないと思うかな、と言っていた。


※あくまでも、わたしの友人の意見です。



本人は良好です、元気でーすと言っても、


癌に罹患したという事実は、


新しい道を阻む要素になってしまうこともあるのだろうなあ。


残念なことに。


だから、言わない、隠す、


という選択肢になってしまう。


わたしも、正直、


友人や職場や、


言わなければ良かった、と思うことも多い。


自分が自分の癌を受け入れていく速度が、


周りと噛み合わなくて、


温度差が生まれる、というような。



というわけで、カテゴリー的には、なんだ?


願望も込めて、「元気人」はどうだ(笑)






今日は愚痴っぽくなってしまった...。

いま、職場でゴチャゴチャいろいろあるのです...。

ふえーん、めんどくさ~(TωT)


ま、なるようになるさ、

エアロビ行ってきまーす(・ω・)ノシ







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