我々50代のクラスは、一台で、A×3リーグ、B×2リーグで進行していました。私の2試合目が終わった後で、少人数の年代のクラスが終わり、空いた台にBが移動した事により、進行が速くなりました。
②の方との試合。
彼は前回の区のシングルスで入賞しており、いつも上位にいる方。強いです。
彼とは公式戦では団体戦で当たった事があり、
シングルス0勝1敗
ダブルス0勝1敗
という戦績です。
その頃は、うちのクラブにビジター参加されていた時も、大体1勝3敗くらいのペースでした。
しかし最近(2月の大会前後に来ていた時)は、私のラバーの特性を活かして連勝させて頂いていました。互いに良く知る間柄ですが、私なりに対策はありました。
今大会は、互いに身体のキレが悪い状態でした。どうなるかはやってみないと分からない、という状況でした。
1ゲーム目は、接戦で負けました。
身体は動けていました
2ゲーム目、3ゲーム目は、取らせて頂きました。
4ゲーム目の途中から急に喘息の症状が出てしまいました。(私の場合は咳込むのではなく呼吸が重くなり吸いづらい、という症状です)
身体が重くなり、4ゲーム目を落としました。
最終ゲームにもつれこむこのパターンは、これまでの大会に照らし合わせると「負けパターン」です。
参ったな…負けたくないな
ゲーム間の1分間で呼吸を整えながら対策を考えました。
これまで、バックサイドへのロングサービスが取れていないので、このサービスで点を取りに来るだろうと予想しました。
(サービスエース狙いで来る時は、相手も苦しい時。このサービスが出たらしっかり返球すれば、相手は意表を付かれてチャンスになるかも。これまで私のレシーブはしっかり構えて振ってミスしているから、力を抜いてつっ立って、当てるだけレシーブで返球しよう。真面目に構えてどうせミスするなら、返すだけ返してから考えよう)
そう決めました。
最終ゲームは、相手のサービスから。
互いに先制点が欲しいところ。
いきなり、バックサイドへのロングサービスが来ました。
(来た!)
当てるだけでフォア側に返しました。
予想通り3球目の準備が出来ていなかった様で、慌てられた様子でした。レシーブエース。
(普通であれば次は違うサービスを出すだろうけど、いまのレシーブは"まぐれ"だと思ってもう一度ロングが来るかも)
そう予想していたら、やはりバックサイドへのロングサービスが来ました。
今度は少し強めの回転がありましたが、下回転では無かったので、落ち着いてラバーの特性を信じて"垂直に当てるだけ"レシーブをしました。
回転が残ったままの返球には変化が生まれ、再びレシーブエース。2-0。良いスタートが切れました。
4-0になり、そこから4-2になりました。
応援に駆けつけてくれた仲間から
「先に5点取ってチェンジコートしないと!」
と激が飛びました。
気合いを入れ直し、
5-2でチェンジとなりました。
これまでの大会では
最終ゲームで先に5点取ってチェンジコートしてからの逆転負けが2回ありました。
(そのジンクスは払拭したい!)
と思いました。
(負けたくない!)
とずっと思いつづけ、こちら側のネットインやエッジもありましたが、なんとか逃げ切り、11-8で勝利となりました。
試合後の荷物をまとめる位置はすぐ隣でしたが、会話はありませんでした。
試合前に
全力でやること
を約束していました。
これから先何年も対戦するでしょうね
と話していました。
ですので、この日の結果はこの日の結果であるというだけ。次回対戦する時は、全てリセットしてそして更に上達して、良いライバル関係が続くことを願っています。
初めてのAクラス参戦は、1勝2敗で3位となり、予選リーグ敗退で終了しました。