大会は会場に入ると緊張しますね。
今回の個人戦、
予選リーグでグループごとの対戦表を見ると
私のリーグは3名でした。
①の方は…、
当たりたくないなぁと思っていた方でした。
思っていると引き寄せてしまいますね😣
当たりたくないと思った理由は、サーブのトスが上がってないのを以前見ていたからです。それでいてペンパチ。トスを上げていないナックルサーブからのスマッシュ。癖があって強かったからです。サーブ注意するのも面倒だしなー、注意して負けても嫌だしなーなんて思っていました。
②の方は、無所属の見知らぬ方です。前回も無所属の人に負けたので、負けそうだなーと思いました。
朝イチ第一試合で①の方と当たりました。
「今日は全敗で予選敗退だろうから、思いきってやるか」
と、開き直りました。
ラケット交換。
日ペン片面、インパーシャルXS。
やはり典型的なペンパチですね。
相手サーブ1球目は、トスの高さ10cm位。明らかに16.5cmは上がっていなかったですが、これくらいの人は結構いるよなと思ったのと、難しいサーブでもなかったので様子を見る事にしました。
順調に得点を重ね、遂にほぼノートスのサーブが来ました。が、返しやすいサーブだったので逆にチャンスになりました。
思いの外、相手のミスが続きました。
途中「揺れるんだよな~」と呟いているのが聞こえました。563のナックルが効いている様です。
第一ゲームは11-5で先取しました。
仲間のところにアドバイスを貰いに行くと、昨年夏に私が勝たせていただいた、この大会の前回準優勝者の人が来ていました。
「どっちとも試合したことあるけど、きむこうさんの方が強いと思うよ」
思わぬ一言、あら嬉しい。
気持ちが上がり、第2ゲーム。
最初はリードされましたが、なんとか追い付き逆転。こちらのサーブ。フォア側に長い巻き込みサーブを出しました。予想通りクロスにミート打ちしてきたので待ち伏せてカウンターブロックが決まりました。
「(この人、)強いんだな」
と呟いていました。
これは完全に、メンタルで上回る事が出来たと判断しました。
朝イチの試合。
相手のエンジンが掛かる前に決めてしまおう!
そう思いました。
11-6
でした。
3ゲーム目は、相手のエンジンが掛かってきたものの、何とか逃げ切り
11-8
①朝早く来て、しっかり練習で体を温める事が出来たこと
②格上の相手だったので開き直ってプレー出来たこと
これが勝因だったと思います。
(つづく)