エアフィックスのタイフーン。

好きな機体なので久々に再販かかってたので買ってきた。

 

とにかくエアフィックスのキットは離型剤の付着がすごい。

中性洗剤だけじゃイマイチ取れないんでマジックリンを併用する。

 

まずはインテリアグリーン。

 

程良いモールドが心地いい赤箱エアフィックス。

成型時のバリとかで勘合が悪くなってるところが多いけど基本的な合いは良好。

 

今時珍しいくらい胴体貼り合わせの前に挟み込む臓物が多い。

尾脚とか後から付けられるようにして欲しいけど飛行姿勢でも組めるようになってるんでその関係か?

 

結構隙間が空く主翼フィレット部は強引に接着。

 

微妙に隙間の空くノーズ上面は元々モールドが金型抜きの関係で消えかかってるから合わせ目消しも順当に作業する。

こういうエアモデルのルーチン作業は嫌いではない。

むしろヒコーキモデル作ってる感じがして好き。

 

カウルフラップは接着しなければ可動式にできる。

というか微妙に接着面が確保できてなくてそうなってしまったw

 

顎が発達した深海魚みたいなこのカタチ。

 

戦闘機としては問題が山積みだったけど後に戦闘爆撃機として花開く。

 

タイフーンといえばロケット弾。

しかし8本分のパーティング処理はちょっと辟易。

 

コックピットは早々に閉じたけど微妙に隙間が空くのを微調整。

 

塗装はこの3色をチョイス。

オリーブドラブに緑っぽさが足りない気もするけど。

 

エアフィックスのキットは飛行姿勢でも作れるように脚庫カバーが閉状態のものが入ってるんで脚庫のマスキングに便利。

尾脚のマスキングがメンドくさいけど( ;´Д`)

 

ミディアムシーグレーで下面を塗ってマスキングしてからオーシャングレーを吹く。

今回は影色とか吹かずにそのまま。

 

オリーブドラブで迷彩塗り分け。

エアブラシ二本でチマチマと境界を修正する。

 

主翼前縁の黄橙色のデカールが透けないで貼れたんで・・

 

今回はインベンションストライプはデカールを使った。

 

なかなか難易度が高い面積だけどカーモデルで慣れてるんでなんとかなった。

デカール自体も馴染みが良くて変に丸まったりしないし。

 

デカールの定着良くするためにマークソフターをデカールと塗面の間に流し込むやり方してるんで時間がメチャクチャ掛かる。

貼り終えるのに5時間以上かかった。

 

あれこれ艤装類取り付けて。

 

ガイアの艶消しクリアをフィニッシャーズのピュアシンナーで希釈して吹くと丁度いい半ツヤ具合に落ち着いてくれる。

 

完成!

 

正直、ストライプはデカールよりも塗装した方が作業は楽だったかもしれないけどせっかくの質の良いデカールは使わなきゃ勿体ない。

 

リベット留め補強ガシェットがラブリーな胴体後部と力強さを感じさせる巨大な顎型インテークが魅力的。

 

如何にも強そうな無骨な武装。

 

大径四翅ペラの凛々しさよ。

 

しかし何気に英国機を作ることが多かったりする。

 

同じエアフィックスのスピットMk.Iとハリケーンもストックしてるんでいずれ作って並べるつもり。

次はそろそろイタリア機を作りたいけど。