タミヤの1/20の935。

クレマーと共に久々の再販品をゲット。

やっぱりダンロップとかシェルは付いてない。

 

モーターライズとのコンパチキットの名残。

小学生当時はディスプレイで組んだ。

こっちで組んでもいいんじゃね?と一瞬思ったが踏みとどまる。

 

トレーリングアームのリアアクスル

小学生の頃折ってしまったトラウマパーツ。

 

モーターライズキットベースの弊害。

キツ過ぎるトーイン問題。

コレはなんとかしたい。

 

タイヤは新規に起こしたのか?

昔はダンロップとグッドイヤーのリバーシブルになってたような?

 

もう既にカッコイイ。

 

ちょっと前傾姿勢が過ぎるけどカッコイイからまあいいや。

 

リアタイヤもデカ過ぎる気がするけどシルエットフォーミュラってこんなもんという刷り込み。

 

カウルのスリットを斜めに削って薄く見せてみたけど・・。

 

実車はどうやらタダの穴みたい。

 

まぁ記号的お約束だと思うことにする。

 

76年型ではまだ残ってたレインドリップチャンネルをプラ板細切りを強引に貼り付けて再現。

 

ほんとはこんなに大きくないけどこれも記号的お約束。

 

ランプハウジングの穴はビシッとしたエッジが出てないんで削ってプラ板貼って肉盛り後整形。

 

ウインドウシールドが微妙に合わないんで・・

 

マスキングテープで型取りして・・

 

いつものダイソーの硬質ハードケースを切り出す。

 

ピラーの裏にエッジが引っかかるタブを設けて・・

 

裏からパコンと嵌める。

 

この頃の三次曲面じゃないウィンドウならコレが一番再現性が高い。

バキュームで絞るとバブル状に膨らんだ感じになるんでコッチの方がお手軽でよろしい。

 

確か実車はリアのスクリーンはエッジゴムじゃなくてポリカ板をリベット止めのはずだけどメンドくさいんでエッジゴム表現で。

 

フロントのグリルメッシュはボディ色の塗り分けがあるんでエッチングメッシュで張り替える。

 

段落ち作ってメッシュを嵌め込み・・

 

プラ板細切りで作った枠で押さえる。

 

今回はアチコチをプラ板とかパテで改修したから下地を整えるためにサーフェイサーを吹く。

 

今回ちょっとミスったのが空間を封じ込めてしまうようになっているパーツを溶剤系接着剤で接着してしまった。

いつまで経っても溶剤の揮発成分が湧いてくる。

メチクロよりもMEKの方がこういう場面はいいみたい。

 

内装はあっさりと黒サフで。

 

タイロッドを真鍮線で作り変えてトーをむしろアウト気味に寄せる。

 

エンジンも説明書指示以上のことはせずに組み立ててもこの密度感。

 

ドライブシャフトは後退角が付いてるんで取り付け注意。

いつものタミヤなら挿入ピンを半丸にしたりするのに珍しい。

 

うは、ボディなくてもカッコイイ。

この強烈なホイールベース/トレッド比が935の真骨頂。

 

ひと工程終わるごとに仮組みしてはニマニマしてる。

 

カッケーなぁ。

 

ノーズの塗り分け前に軽くクリアを吹いたら湿気が高くてカブった。

白だからあんまり分かんないけど。

 

マスキングゾルも併用してなんとかマスキングして赤を塗装。

フィニッシャーズのシルクレッド。

こういう磨きにくいとこの塗装は簡単に平滑な塗面が得られるフィニッシャーズの塗料がありがたい。

 

ちょっと吹き込んだけどクリア吹いてたんで削ればなんとかなった。

 

また仮組みw

 

今回はこの時点で窓枠とかリアバンパー付近塗っておく。

 

さてデカール作業だと袋からデカール取り出そうとしたらこんなところにアンテナ線が!

間違って捨ててしまう人おるやろなぁ。

 

鬼門のマルティニストライプはヤカンの湯気で馴染ませる。

 

もともと追従性のいいデカールだったこともあって簡単に馴染んでくれた。

ヒートガンとかドライヤーと違って蒸気ならウェットなまま柔らかくなるのがミソ。

 

でもストライプ一枚貼るのに1時間くらい掛けてる。

諦めない事の大切さをプラモで知るw

 

全体貼ってから水でデカールの糊とかセッターを洗い落とす。

十分デカールを溶着させといたら剥がれてくるなんてことはない。

 

社外品のデカールをタイヤに貼る。

タップタプにマークソフターをタイヤに塗ってから貼る。

一発で位置決めないとシワシワに溶けるけど強烈に溶着してマスキングテープ貼ったくらいじゃ剥げないくらいに溶着する。

 

イイねぇ。

 

タイヤもタミヤの艶出し剤使って磨いたけど磨いたタイヤ触った指で塗装の下地を触らないように注意。

シリコン系なんでちょっとやそっとでは落ちないから。

 

また仮組みw

 

正直このままでもいいんじゃね?と思ったけどデカール保護のためにクリア吹いとくか。

(フラグ)

 

はいっ、溶かしましたぁ。

慌てると碌なことが無い(つД`)ノ

 

必要なとこマスクしてペーパーがけ。

 

デカール前には予防のためにクリア吹いときましょう。

こういう時にリカバリできる確率が高くなる。

ゼツケンの子持ちラインのヨレはどうしようもないけどな!

 

全体を研磨面同士を擦り合わせた2000番のスポンジやすりで研いでからタミヤの赤蓋コンパウンドで研ぐ。

この時点でほぼデカールの段差は消えている。

 

最後はタミヤの青葢コンパウンドで。

自分的にはこれくらいのツヤで十分。

実車もマルティニストライプは筆塗りなんでこんなにツヤツヤしてないし。

 

ドライバーの袖のマルティニストライプは驚異的な収縮率でピッタリ服の皺に追随する。

ここら辺はカルトグラフの真骨頂。

 

ペダルに足が届いてないw

今更なんでこのまま行こう。

気になる人は指定の位置じゃなくて手前に取り付けよう。

 

ほぼ1ヶ月かけて完成!

 

クリアコートがあると時間が掛かって困る。

(デカール溶かしたけどな!)

 

初期のバンパーのとこで絞られてるフェンダーもいいけど、コッチの方が如何にもシルエットフォーミュラという感じで好み。

 

言われなければデカール溶かしたとこも分からないくらいには修復できてる。

 

遠近感がバグる前後のトレッド差。

 

小学生の頃はお年玉アイテムだったキットを今作れることに感慨深し。

 

あの頃の自分にデカールの貼り方教えに行きたい。

 

さてどこに飾ろう・・。

いつものダイソーのディスプレイケースに入んないよ・・。