こんにちは
日本選手権も終わりましたね~
中馬も現役を引退して、初めて現地で観戦に行きましたが、
会場で出会った知り合いの陸上関係者の方々が口にしてたのが、こんなに盛り上がった日本選手権は
今までなかったということです
話題性が多かったのか、リオ選考会だったのか、いづれにしても、これからも、どんどん陸上競技が盛り上がってもらえたらと願っています
さて、日本選手権の5000m、10000mを気持ちいいくらいのスパートで優勝した大迫選手を見て、バネが利いて、あんなフォームで走りたいと思ったランナーも多いのではないでしょうか
大迫選手というか、ナイキオレゴンプロジェクトのフォームでの意識しているポイントが、
軽い着地
リラックスした上体
跳ねずに前進
と言っていました
これは、中馬も練習会の時にまったく同じことを、いつも言ってることです
それは、中馬が経験してきたことなので、経験して初めて、これは正しいと判断しての、言えることだと思っています
さて、大迫選手に戻して、大迫選手の優れていることろを簡単にいうと、強い脚力からなる脚が上がり、蹴り上げもお尻に当たるくらいのバネ走法です
悪いときの彼の走りを知ってますが、上体が堅くなり、今のように推進力はなく、
ポーンポーンと跳んでる感じになり、スピードにのれていません
それを改善してきたのが、この上体のリラックス、そして、腕振りの引きの速さが跳ねないフォームを作り出しています
ただ、これは、トラックであのタイムで走るときのフォームであって、これでマラソンは、間違いなく、もちません。
大迫選手のチームメイトで今、トラックでは負けなしのM.ファラー選手もここまで、腕と脚が上がっています特にラストスパートなので、もう短距離選手並みになってますが。。
もう、これは、鍛え抜かれたファラー選手だからできるフォームであって、
マラソンを目指すランナーの皆さんは、マネするのは、やめてください
というか、マネできませんが、
例えば、マネし続けると間違えなく、どんどん遅くなりますよ
これは、間違った意識になります
また、中馬は、何時間も走るマラソンを市民ランナーが、少しでも楽に少しでも速く走れてPB更新してもらうためには、
時に腕振らないでくださいと指導します
さらに、見てあまりにバランスの悪い方には、こっちの腕を止めてとも言います
腕を振ると進むと思っている方もいますが、中馬から言わせたら、その大きな腕振りが、
推進力を無くしたり、バランスを崩す要因になるのです
これは、すべて、中馬が18年前に日本選手権 5000m 13’48で5位になった経験値からなるものです
さらに言うと、今回の大迫の5000の優勝タイムが13’37 11秒しか負けてない(笑)
おいおい、結局、中馬は、また昔話しで自慢をしたかっただけじゃないのかと思われた、そこのあなた
そう、ここは、中馬のブログなので、そんな小自慢も許されちゃうんです(笑)
中馬大輔