国際免許は無免許運転?
州のライセンスをとろう!
アメリカでの運転免許に関する記事です。
国際免許は必要?
アメリカでは、州によっては
・日本の免許のみ
・日本の免許+その翻訳文
で運転可能です。
「じゃあ、日本の免許で運転できるし、国際免許いらないの?」
「アメリカに居住する場合は、そうはいきません!!」
確かに法律的には渡米後短期間であれば運転は可能かもしれません。
しかし、
トラブルを避けるため、各在米総領事館も
国際免許の取得を推奨しています。
簡単に取得できるので、取得してから渡米しましょう。
国際免許は無免許運転?
居住者となったあと、多くの州が
10日、30日又は90日以内に州の免許に切り替得る必要があるとしています。
カリフォルニア州は10日です。
(2023年8月時点)
「10日って短すぎない?」
「現実問題、無理だね。」
期限に関して
私の州ではDMV(Department of Motor Vehicles)のホームページに記載はなし。
マニュアルもすべて読みましたが、記載は見当たらず。
実際、私は90日を過ぎてから筆記試験を受けましたが、特に問題ありませんでした。
ただし、交通違反で免許を確認されたりする場合は、無免許と判断される可能性があります。
実は私はその間に交通違反で捕まっています💦
(別にスピード違反とかではなくて…またそれは別の機会に書きます。)
「夫を訪ねて来てるだけです!」
と言いました。(ここには住んでませんアピール)
国際免許とパスポートを確認されました。
(パスポートにめっちゃVISA貼ってるけど💦)
田舎なので?
「これが国際免許か。初めて見たよ!」と言ってました。
他州では免許取得時に国際免許や日本の免許を確認することもあるようです。
できるだけ早く取得することで、無用なトラブルを避けられます。
以下領事館のサイト情報です
国際運転免許証の取り扱いについては、州によって違いがありますが、自動車を運転する際に、国際運転免許証だけでなく日本の運転免許証を携帯することを求められることが通例です。
また、米国では、ある州に住居を定めてから、○○日以内に当該州の発行する運転免許を取得しなければならないという規制が設けられている場合があり、米国居住者の方が、この期間を過ぎてから国際運転免許証だけで運転すると、無免許運転とみなされる場合がありますのでご注意下さい。引用:在ニューヨーク日本国総領事館ウェブサイト 「運転免許に関する情報」
実際にあったトラブル
在シカゴ領事館のサイトにはトラブルの例が挙がっています。
国際免許で運転中、無免許とされた事例
詳細はこちら→
なんでトラブルが起こるの?
下記のような理由で、取り決めが複雑で、警察やDMVの人間も把握していないことがあるようです。
- 州により法律が異なる
- 取得の期限などが明確(分かりやすく)に記載されていない場合がある(当州)
- 州外からの転居者と国外からの転居者(国際免許保持者)を同等に扱うのか不明瞭
各領事館も、
たとえ合法でもトラブルに至った例(周知徹底がされていないため)がある。
無用のトラブルを避けるためにも、
速やかな現地運転免許の取得を推奨しています。
トラブル回避には?
「準備を怠らず、速やかに現地免許を取得すること!」
渡米する前に
- 転入先の州のDMVのサイトで、免許取得の流れや、国際免許が有効な期間を確認する。
筆記試験をパスできれば、仮免許(Learner's Permit)がもらえます。
なので、理論上は有効期間内に筆記をパスできれば良いと考えられる。
- DMVのサイトで、運転マニュアルを入手(日本語がある州も)
個人的には、実技対策もかねて、一読することをお勧めします。
テストで出そうなところはチェックして、あとはとりあえず概略を理解する程度でOK。
渡米後速やかに筆記テストに臨めます。
- DMVのサイトで必要書類を確認
・DMVのサイトで筆記テストの予約(私の州では予約制)
・筆記テストの勉強、ストック問題解くだけ
(私の州ではDMVのサイトにオンライン練習テストあり)
・筆記テスト(仮免発行)
・車の準備(実技試験には自分の車を使用)
・実技試験の予約
・実技テスト(NY州では実技の前にPre-licensing Courseが必要)
この流れは多少州によって違います。
*必ずご自身が転入する州の公式サイトで確認ください。
詳しくは