渡米準備 日本人学校 補習校編


 

アメリカ留学や駐在に子供を帯同する場合

学校探しが必要になりますね。

現地校 学校探し編へランニング

 

 

 

 

選択肢は

  • 現地校のみ
  • 現地校+補習校
  • 日本人学校(全日校)
  • 私立在外教育施設
    (アメリカでは西大和と慶應2校のみ2023年7月時点)
  • その他
    (アメリカではホームスクーリングも)
今回は

日本人学校、補習校

について書いていきます。

 

 

 

日本人学校とは

 

簡単にいえば、海外にある日本の学校。

現地校に通う代わりに、
毎日(週5日)登校します。

 

文科省の定める教育課程に基づいたカリキュラムで授業が行われます。
 

文部科学大臣から認定を受けた施設です。

 

高校を卒業すれば大学入学資格が得られます。

 

日本人学校のメリット、デメリット

 

メリットは

 

子供側

  • 日本の教育が受けられる
  • 英語が話せなくても大丈夫
  • 高校卒業資格が認められ、
    等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)
    を受けなくても日本の大学入試を受験できる

保護者側

  • 保護者も日本人なので、
    コミュニケーションがとりやすい
  • 比較的裕福な家庭が多い(駐在員の方がほとんど)
    →優秀な子供が多く、教育レベルが高いといわれる

デメリットは

  • アメリカに住んでも英語が上達しない
  • 日本人以外の友人ができにくい
  • 公立ではないため、学費が高い

                        

補習校とは


正式には補習授業校という名称です。

 

現地校やインターに通う日本人の子供たちが、

土曜日や日曜日、放課後に通います。

 

基準を満たし、外務大臣の指定を受けた施設です。

日本の教科書を使用し、国語や算数などの授業が行われます。

 

授業の内容や1年間の授業の回数にはばらつきがあります。

 

永住組とそうでない駐在家庭や留学家庭では、

求める教育のレベルや質が異なります。

 

どちらの家庭が多いかが、

補習校の授業にも影響すると思います。

 

一般的には、土曜日の半日、もしくは1日通います。

半日なら、国語と算数、1日なら理科や社会などの授業も受けられます。

 

 

ニコニコ  

うちの補習校は土曜の午前中
算数と国語の2教科だけだね

 

国語は教科書、ワークと漢字ドリル

算数は教科書、計算ドリルを使っているね 

 

 

 

補習校のメリット、デメリット


メリットは

 

子供側

  • 日本語での授業を受けられる
  • 日本人の友達ができる
  • 現地校と掛け持ちで通える

保護者側

  • 他の日本人家庭との交流が可能
  • 自宅で子供に教える勉強量が減る

デメリットは

 

子供側

  • 週末に毎週予定が入る
  • 宿題が多い

保護者側

  • 費用が多少かかる
  • 役員などの仕事を頼まれることがある

 

そもそも近くにあるの?


2023年7月現在

日本人学校はアメリカ本土にわずか3校。

 

補習校は大きな町には大抵あります。

 

海外の日本人学校、補習校一覧

→外務省ウェブページへ(日本人学校一覧)

 

→外務省ウェブページ(補習校一覧)


 

我が家の場合


もともと私が仕事をやめてまで帯同した理由は

子供を現地校に通わせてあげるためでした。

 

田舎なのでもちろん日本人学校はありませんせん。

 

1~2年と短期の予定だったので、

当初は現地校のみを考えていました。

 

ただ、全く英語が話せず、

現地校では休み時間も1人で過ごしていました。

 

子供のストレスが減ればと思い、

補習校に通うことにしました。

 

 

ニコニコ宿題は多いけど、日本人の友達に会えるから楽しいよ

 

 

選択のめやすは?

 

日本の教育を継続したい

近くにあれば日本人学校

 

現地校で英語や他国の文化を学ばせたい

 

子供が低学年なら

まだまだ日本語の勉強が必要です。

 

1年以上の滞在になる場合、

補習校を検討されたら良いと思います。

 

高学年以上なら

国語や算数などは、

オンラインやアプリの動画授業などで学習可能です。

 

家庭学習が可能なら、

必要はないと思います。

 

今後永住を検討しているなら

補習校は、

日本語の勉強はもとより、

日本人とのコミュニケーション

日本の文化

などを学べる素晴らしい機会になると思います。

 

高校受験、大学受験を控えている

帰国子女枠の基準

高校卒業資格は必要なのか

などを考慮し、事前の情報収集を行ってください。

 

 

アメリカ在住の元勤務医
アメリカ生活を楽むママです
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