⼤湯環状列⽯~野中堂環状列石~ | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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野中堂環状列石

 

ここは縄文人の北西からの出入り口のようです。

 

 

 

 

 

野中堂環状列石の規模は最大径44m

60基以上の配⽯遺構からなっており、

 

約2000個の川の⽯が使われている

 

 

 

 

 

南西から

 

 

 

 

 

 


環状列石

 

 

 


 

 

 


南側30m地点からは配石遺構群が発見されている

 

 

 

 

 


南から
 

この辺りが南の出入り口になります。万座の方も出入り口が2つありましたね。

 

 

野中堂と万座は同時期につくられたそうですよ。すぐ隣に同じような環状列石をつくる・・・何か意味があるのでしょうか?

 

伊勢堂岱遺跡のように、違う村が隣同士でつくったんでしょうか?

 

 

 

 

 

日時計状組石

 

 

 

 

日時計状組石模型

 

 

 

 

赤:冬至の日の入り・青:夏至の日の入り

青:冬至の日の入り・赤:夏至の日の入り

 

 

野中堂環状列石の中心から万座環状列石の中心と、それぞれの日時計状組石とを結んだ線が、夏至の日没方向と⼀致しているそうです。

 

 

 

 

南東から

 

上の地図の青いラインを見ています。

 

 

 

 

この日は夏至の1日前でした。もう1日後に来たかったんですけどね~。

 

 

 

 

 

東から

 

あの”どばんくん”は東側から見つかったそうですよ。

 

 

 

 

 

 

野中堂環状列石の北東には、一本木後口配石遺構群があります。

 

 

 

 

 

木立の向こうに見えます。

 

 

 

ちょっと横着して、道路から(笑)

 

 

 

 

もう1カ所行きたい所があるんです。そこは山の上まで歩かねばいけないので、明るいうちにのぼりたいんですよね。

 

 

 

 

 

それは、黒又山です。

 

 

 

黒又山

 

標高280m


地元では「クロマンタ」と呼ばれている

 

 


形が整っているので、ピラミッドじゃないかといわれるのもわかるような気がします。

 




 

 

黒又山は考古学的調査が行われています。

 

 

出土遺物

 

石器・石造品・土器・土製品

 

石英安山岩からなる刻文石製品

 

岩偶と思われる物も含まれており、いずれも人頭大前後

 

 

 

黒又山全体が石で造られた7段から10段のテラス構造になっている

 

山頂部からは文様が刻まれた立石、


地中レーダーによって、山頂の地下10mに空洞と石棺のような物が発見されている


 

 

大湯環状列石から約2kmということもあり、両者に何らかの関係があるかもしれませんね~。

 

 

 

 

本宮神社鳥居

 

白飛びして明るく見えますが、もっと暗かったんです。この時18時ちょっとすぎ。片道10~15分で上れるようですが、道が階段というより山道って感じで・・・

 

10m上って、引き返してきました。だって、クマが出そうな雰囲気なんだもの滝汗