壬生愛宕塚古墳 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

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愛宕神社

 

1694年、壬生城主松平輝定が壬生城の鬼門除けとして建立。壬生城の南西(裏鬼門)にも愛宕神社があります。

 

 

 

 

 

こちらの愛宕神社は、愛宕塚古墳の前方部に祀られているます。

 

 

 

 

 

 

愛宕塚古墳

 

長さ82mの前方後円墳

 

高さ後円部で5.5m・前方部で6.5mあり、後円部にくらべ前方部が大きさ・高さとも著しく発達した典型的な後期型の墳形をしている


墳丘は二段

 

第一段平坦面(基壇)を幅広くつくる


 

 



 

南から後円部

 

 

 

 

 

南から前方部

 

 

 

 

 

南から西の周溝と周堤

 

周溝が巡り、さらにその周囲には盾形の周堤が巡る

周堤部の外側から二重目の周溝も見つかり、それを含めると総全長120mになる




 

 

 

南から東の周溝と周堤

 

墳丘部・周堤部・墳頂部と埴輪列が三重にめぐる

墳丘部と周堤部で並べられている埴輪の企画が異なる

 

 

 



墳丘部で60cm(三条突帯)、周堤部で80cm(四重突帯)





周堤部の各所で”盾持ち人”埴輪が複数確認
 

 

 

 

 

社殿から後円部

 

 

 

 

 

墳丘第二段部の斜面から、葺石で全面が覆われた施設が確認された。

 

 

これがそうかしら?

 

 

 

 

社殿から北東の周溝と周堤

 

 

 

 

社殿から北西の周溝と周堤

 

 

 

 

 

後円部から前方部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社殿から北の周溝と周堤

 

あのあたりから”盾持ち人”埴輪の1つが見つかったようです。

 



愛宕塚古墳の石室については、発掘調査が行われていないので不明です。築造は、古墳時代後期(1400年前)と考えられています。