味美二子山古墳
全長96mの前方後円墳
後円部径47m
前方部幅65m、高さ8m
2段構築
北東側に造出
盾型の周濠
主体部(埋葬施設)は不明
6世紀初頭
造出から形象埴輪(馬形・人物・水鳥形)・円筒埴輪片が出土
造り出しはこのあたりでしょうか?はっきしてません。
平成3・4年に現周溝の外側に幅3.5m、深さ0.6mの溝が確認され、大量の埴輪や須恵器が出土。
出土の集中する箇所が墳丘造り出し部分の延長上にあたることから何らかの祭祀が行われたことが推定される。
南西には造り出しがありません。
円墳をイメージしたハニワの館が建てられ、 埴輪が展示されている展示コーナーがあります。
土の分析の結果、これらの埴輪は同古墳から8kmほど離れた下原古窯跡群で作られたと推定されている。
一般的な赤い土質の埴輪とは違い,灰色で堅いのが特徴。
味美二子山古墳は、熱田断夫山古墳との類似性が認められる。
断夫山古墳の被葬者を尾張連草香、味美二子山古墳の被葬者を娘の目子媛とする説もあります。
二子山公園内にあるこの銅像のモデルは、目子媛ですね。
ハニワ館には大きな巫女の埴輪が2体ありました。
ハニワ館から外へ出て後ろを振り返ると、巫女の背中には赤ちゃんがおんぶされていました!
巫女だとばかり思っていましたが、お母さん埴輪でした。もしかして、安閑天皇をおんぶした目子媛