小櫃橋
この下を流れるのは小櫃川、そして北東からは御腹川が合流してくる場所です。
「馬来田の国をめぐる」ツアーも最後になります。
小櫃川
海に身を投げた弟橘姫の亡骸がしばらくして浜に打ち揚げられる。
不憫に思った付近の住民は山で木を切り倒し、その木を川に流して亡骸を納める「小さなひつぎ(櫃)」を作った。
以降、その川を小櫃川と呼ぶようになったという伝説がある。
御腹川
大友皇子が自刃した時、流れた血でこの川は真っ赤になったという。
七人士の墓
小櫃橋の南には、大友皇子の七人の従者の墓があります。
この周辺には、他にも
*女官十二人の霊を祀った十二所神社や、女官を葬った塚
*大友皇子の母である伊賀采女宅子娘の墳墓
*白山神社古墳の後方にある山を壬申山といい、大友皇子に従ってきた蘇我赤兄が祀られている末吉神社
があるそうです。
千葉県内には、
*市原市飯給にも、大友皇子を祀る白山神社がある
*逃げてきた大友皇子一行にこの地の人々が食事を捧げたことから、「飯給」の名を与えた
*難産がもとで亡くなった十市皇女を祀った筒森神社(大多喜町)
*耳面刀自媛の墓とされる内裏塚古墳(匝瑳市)
内裏塚古墳の墳土を分祀した内裏神社(旭市)
内裏神社の近くの大塚原古墳から、従者の「連金子英勝」と彫られた石棺の蓋が出土
などなど、たくさんの大友皇子伝説が残っています。
久留里線小櫃駅
市原市飯給の白山神社にも行きたかったんですけどね~、飛行機の時間があるので、県外からいらしたお二人とはここでお別れしました。
無人駅だとは知っていましたが、券売機もありませんでした!
「乗車駅証明書発行機」のボタンを押して、「乗車駅証明書」をもらいます。降車駅で「乗車駅証明書」を見せて料金を払います。
無人駅、かつ「ワンマン運転」なので、電車のドアも自分で開け閉めしなければいけないようです。
電車が来たのでドアのボタンを押したのですが、開いてくれず💧
3回も押したのに、開いてくれず💦
となりのドアが開いて中から降りてくる人がいたので、そこから乗りました
家で「ワンマン運転のご利用案内」(2つ前の写真)を見直してみると、一番前のドアしか開かないようになっていました
20分も待ち時間があったのに、よく読めばよかった