国学院博物館
昨日の続きです。
草友と会うのに、いろいろな場所の中から「渋谷区ふれあい植物センター」を選んだのは、ここに来たかったからです。
企画展「ホワッツ神道―神道入門―」
神道は、日本における神々への信仰(祈願・感謝)を中心とした営み(祭祀・神事)や教え・思想の総称です。
仏教とともに、神道は伝統的な日本文化の基盤の一つであり、日本の歴史や文化を考える上で重要な要素となっています。
また、神道には明確な起源がなく、創唱者や教えを体系化した人物がいないことも特徴の一つでしょう。
この企画展では、日本の神々、神社とまつり、現代文化と神道という、3つのテーマに沿って、関係する資料を展示・解説します。
1日本の神々
紙垂
それをつけることによって、そのものまたはその場所が特別神聖であることを示す。
天神図(室町時代後期)
木彫りの神像は「ご神体」として神殿に安置され、ほとんど目にしない。
田死して天照大御神・八幡大菩薩・春日大明神・天神など、掛け軸に描かれた神の姿は、壁にかけられ、人々から拝礼の対象とされてきた。
僧形八幡神像(室町時代後期)
仏教徒の深いかかわりを背景に、神々が僧侶の姿で表現されることもあった。
2神社とまつり
山王祭礼図屏風(江戸時代)
香取神宮神幸祭絵巻(江戸時代前期写)
装束
神職の装束は、チリ行う祭祀の区分に応じて異なる。
このうち「狩衣」と「常服」は、神社で広く見かけるもの。
狩衣は平安時代中期ころから貴族の日常服とされ、やがて神職の装束にも用いられた。
女性神職の常服は、朝廷の女官の装束を参考にして戦後に定められた。
二拍手二礼は最近と知っていましたが、女性神職の装束も最近なんですね。
捧げものを「幣帛」という
布類を中心に武器武具や装飾品など、
特に飲食物を「神饌」という
神饌には、「御饌(米)」・「神酒(酒)」、餅や塩・水、水産物や野菜、果物や菓子など多様な品目がある
延喜式祝詞(卜部兼右写)
平安時代中期の延長5年に成立した「延喜式」には、「祝詞」も定められている。
現在のものとは文章表現形式に違いも見えるが、表現は参考にされる。
延喜式祝詞解(江戸時代中期)
祝詞は時代によって変化してきたため、「延喜式」の祝詞にみえる語句の意味や読み方には、さだかでないものも出てきた。
これら祝詞の研究は江戸時代から続いている。
3現代文化と神道
「牛頭天王津島社」の天保年間の御朱印とかあったのですが、撮影禁止でした。
「ホワッツ神道―神道入門―」は、9月11日(土)までの開催ですよ。
常設展示へ。
考古部門と神道部門に別れているのですが、神道部門は撮影禁止です。
一緒にきた草友は、古文書をお勉強していたそうです。今回、最後の最後にわかりました。
史学科出身とはつゆ知らず、国文科の私が今まで偉そうに解説していました💦
私のよく行く加曽利貝塚から出土した土器が指標の「加曽利E式」がたくさん展示されてました。
「加曽利E式」の特徴を解説。←今思い返すと恥ずかしい💦
陶棺(古墳時代後期6世紀・山梨県笛吹市 井之上古墳)
これって、前からあったかしら?陶棺って最近気になるようになったから、気に留めて。なかったのかな
企画展と常設展示神道部門を見たから、神道通になれたかな?(笑)