センブリ | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

古墳と野の草を観察しながらお散歩
古事記・万葉集
古代史
薬草ガーデン
アニマルコミュニケーション

センブリを見つけました!

 

戦後の針葉樹人工林の拡大により、草原が減ってしまい、センブリは急速に減っていきました。

 

現在では幾つかの県で絶滅危惧種になっています。千葉県では、一般保護生物の扱いです。

 

 

センブリ

 

リンドウ科センブリ属

 

日本、朝鮮半島、中国に分布する二年草

 

8~10月ころ、白い花が咲く

 

 

 

 

 

 

 

生薬名は「当薬(とうやく)」

 

民間薬として使用される

 

漢方処方としては使用しない

 

使用部位は、開花期の全草

 

苦味健胃作用


 

 

 

センブリは、ゲンノショウコ・ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つです。「千回煮出しても、まだ苦味が残っている」ことが、名前の由来です。

 

「御岳百草丸」や「陀羅尼助」などの伝統薬にも含まれています。

 

古くはノミ・シラミを駆虫する薬として使われていたようです。最近は、頭皮の血行を改善し発毛を促すことがわかり、養毛剤に配合されています!

 



苦いなんて想像できないほど可愛らしいお花。ちょっとかじってみようかな?どれだけ苦いのかな?

 

んー、数が減ってきている野草だから我慢しよう。

 

 

 

 

 

 

■お知らせ■

11/15(木)・12/13(木)

 「千葉で万葉の花を愛でる」 

 

11/23(金・祝)  

野草を五感で楽しむ「野草足湯でお茶会」

 

<<詳細を見る