摂食障害専門カウンセラーの道子です
ブログに来て下さり、ありがとうございます
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摂食障害完全脱出プログラム
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先日は、野外カウンセリングを行いました。
新緑の青空の下で、お弁当を🍱食べながらのカウンセリングもまた楽しいものです
さて、今回はブログの読者の方からのご質問に対してお答えしたいと思います。
質問の内容は、次の二つです。
1. 「摂食障害は、治りますか?」
2. 「完治の基準は何ですか?」
この二つのご質問に関して今回は書きたいと思います。
最近は、メディアなどでも摂食障害に関しての情報は沢山取り上げられるようになりました。
私のような回復者の『生の声』も聴きたいという事で、TVの取材も受けました。
それだけ、摂食障害でお悩みの方が増えてきているという事ですし、認知度も上がってきたという証拠だと感じています。
今、摂食障害でお悩みの方も、誰に相談すればよいのか困っている。
ネット検索で調べてみたものの、あまりに情報が多すぎて、どれを自分に取り入れてよいか分からない。
などなど、迷われている方も多いと感じています。
摂食障害からの回復に関して、私がお伝えしたい事は次の二つです。
1. まずは、摂食障害は治る病気であるという事。
治るためには、
2.摂食障害について正しい知識を持つこと。
この二つです。
「摂食障害は、まず治らない」という記事をメディアなどで目にすることがあります。
結論から言うと、ちゃんと治療すれば摂食障害という病気は治ります。
こういったメディアなどの無責任な情報を鵜呑みにするのではなく、治りたいのであれば自分でちゃんと調べてみましょう
・摂食障害とはどんな病気なのか?
・治るとするなら、どうやって治るのか?
こういった自分に必要な情報は自分から取りに行きましょう!
では、その情報をどこで手に入れたらよいのか?という疑問にお答えしますね。
まず、日本の摂食障害の治療に関する現状ですが、病院などの医療機関や学校などでも、摂食障害の治療や理解に対しては本格的に取り組み始めているところが増えてきました。
行政も摂食障害に対して取り組み始めています。
日本には今現在4つの「摂食障害治療支援センター」という機関があります。
摂食障害についての情報は下記を利用して下さい。
*摂食障害情報ポータルサイト
★一般の方
摂食障害治療支援センターから、摂食障害の治療を専門に行っている医師がこの病気に関して理解を深めて治療に繋げるために講演などの機会を持つ事も行われるようになってきています。
まだまだ、治療支援センターだけではサポートが間に合っていない状態だと私は感じています。
それだけ、摂食障害でお悩みの方は非常に多いです。
治るまでの期間は個人差はありますが、きちんとした治療法(対人関係療法や認知行動療法など、その他にも様々な治療法が現在は行われています)を途中で諦めたりせずに継続していけば治ります。
現に、私も病院に入院して退院後には外来診療を続けていった結果、治りました。
これは、まぎれもない事実です。
私の場合は、摂食障害から回復するのに本当に長い期間を必要としました。
しかし、正しい理解と正しいやり方を諦めずにやり続けていれば時間はかかっても治ると確信しています。
現在、私は普通に食事ができるようになっていますし、過食嘔吐もしていません。もちろん拒食でもありません。
よく、メディアなどで、全く治らない人や、一度は治ったのに再発して悪くなった人などを取り上げていますが、いずれも正しい治療を受けていないか、害になるような治療を受けていることが原因だと思います。
一方で、回復したかつての当事者や実績のある治療者の発信する情報は、信頼に値するものであるとは思いませんか?
メディアで情報発信している人がいったい何者か?どんな意図を持って情報発信しているのか?
また、どれだけ摂食障害について知っているのか?
そこを見極めてから、情報の取捨選択をして欲しいと思います。
あなたはどちらを信用しますか?
どちらをご自身で取り入れるかは自由です。
実際に摂食障害の治療に関しては、専門の医師やカウンセラーが不足している状況です。
私のように回復してカウンセラーとして活動している人もいますが、まだまだ治療法は確立されたものではありません。
それだけ、摂食障害からの回復には個人差があり、困難が付きまといます。
しかし、現にこうして回復してカウンセラーとして活動している人間がいるという事実も、知識として持っていて頂きたいと思います。
そんな現状も知らずにメディアの無責任な根拠のない情報発信を鵜呑みにするのは本当に危険ですし、真に受けて欲しくないと思います。
摂食障害を克服したいのであれば、「治り方」をきちんと理解して、治るまでの流れを把握しておくことが必要です。
二つ目の質問
完治の基準は、何ですか?について書きます。
完治の基準は、体重の数字などではありません。
自分が治った、と判断すればそれが完治です。
少なくとも私はそう思っています。
治療者やカウンセラーに判断を委ねるのではなく自分で判断できるのが大事だと思っています。
なぜなら、治療やカウンセリングによって心の状態が良くなると、症状も少なくなってくる、もしくは必要としなくなるので、自分からもう治療やカウンセリングは必要ないなぁ~と、自然と思えるようになって来るからです。
治療者やカウンセラーは、心の状態を良い方向にしていくために伴走するだけです。
実際に行動するのはご本人ですから、心の状態は本人にしか分かりません。
体重が増えたからといって心の状態が良くなったとは限りません。
ですから、体重などの数字で完治の判断はできないと考えています。
私の場合は、自分から医師に「先生、私もうここに来なくていいかもしれない」そう伝えて治療を終わりにしました。
医師から、「あなたはもう治りましたから治療を終わりにしましょう」。
そう言われて治ったと判断するのではなく、自分でもう治療は必要ないから終わらせると判断した時が完治であると私は考えます。
摂食障害は心の病であるという事の証(あかし)でもあります。
「コメント」や「リブログ」もして下さると嬉しいです!
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Tea time☕️
随分と暖かくなってきました。
毎朝のジョギングも続けています。
なんとか、様になってきた感じ。
私の夢の一つは、クライアントさんと大濠公園をジョギングで一周することです!
冒頭の写真のお弁当は、大濠公園で野外カウンセリングをやった時に撮りました。
とっても美味しかった!
みんなでお弁当を食べながらカウンセリング&ミーティングをするのが私の夢の一つでもあります!
楽しみぃ~!
今後は、リアルでお逢いして、ざっくばらんにお話ができる居場所を一緒に作っていこうと考えています。