こんにちはにっこり

今週金曜日に、
オンラインサロンで
学習関連がテーマの
お話し会をするにあたって、
子どもの可能性を邪魔するもの』についてと、
今すぐやめないと、
本当にバカになってしまう癖
について
サロン内投稿していました。
早速反応もいただき、
嬉しい限りですにっこり




私も、
周りからバカだと思われていたし
自分でも思っていたし
なんなら、
「多少バカに思われているくらいな方が
する」
とも思っていました驚き



この辺りの記憶を
今までは
自分の黒歴史と捉えていましたが、
今は少し捉え方が変わりました。
もしかしたら、
だーれも私に期待なんかしてない状況が
かえって
自分にはよかったのかもななんて
思うんです驚き



私が
大学受験を意識し始めたのは
高校2年生の2学期でした。
それまでの私は、
学校には五月雨登校、
自分と同じ学校以外の
人達とつるむようになり、
自然な形で非行に走っていた。
だけど、
わかりやすいグレ方とはちょっと違っていて。



音楽の単位が足りず
進級すら危うかった
高校一年生から…
「もうなんでもいいから、
ここから脱出したいえーん
「もうバカにされるのはいやだ!
みんなを見返してやりたいムキー
と思わされる出来事が続き、
とりあえず始めてみた受験勉強。



私は
塾なんか行かせてもらえないから、
基本的には
学校のプリントと教科書で学習。
バイト代で買った参考書、
特に数学化学生物の参考書は
ボロボロになるまで使った。
(今でも大事にとってありますニコニコ)
一念発起し、
初めてまともに受けた高2模試では、
(それまでの模試は寝ているか
学校を休み、まともに受けていない)

旧帝大学を並べて書き、
学部の違いもよくわからないものだから、
適当な学部を書いて提出した。
当然ながら全てE判定だった。


だけど、
私に「無理だよ!あなたの学力で、
そんなに偏差値の高い大学選んでバカじゃない?!」
なんて言う人はいなかった。
誰しもが
私になど興味がなかったのである。
ノーマークもノーマーク。
空気みたいな存在。
それが高校時代の私だった。



そんな中、
空気が読めず、
周りの様子がわからない私は、
全く臆することなく、
ひたすら
国公立大学を
目指し続けた。
バカみたいに
たくさんの科目を満遍なく勉強した。

まるで、
そのやり方しか知らないみたいに、
「北海道大学」
「大阪大学」
「名古屋大学」…
E判定の結果に凹むことなく、
ひたすら国公立大学ばかり
志望校に書き連ねた。


空気が読めないことも、
たまには良き働きをするのかもしれない。
なぜなら私は、
立て続けにE判定をもらっても
全く不安にならなかったし、
「志望校を変えた方がいいかな?」と
弱気になったり、
「受験勉強を辞めてしまおうかな」などと
迷走することもなかったからだ。


とにかくひたすら、
勉強し続けただけ。


ここで私が、
周りと比較してものを
考える感性が強かったら、
先を読むことが得意だったなら、
きっと諦めていただろうな。



空気の読めなさ、
周りと違うことを恐れない
ASD気質が
メリットとなった
受験生のころ。



そんな私は、
前期日程で不合格だった。
模試で満点を取る科目を
作れるところまで
頑張ったのに、

受験の魔物が私に降りかかった。

国語の試験で
手が震えて
ペンが持てなくなった。
そんなこと、
今までなかったのに、
試験というものには
絶対というものはないと
悟った。


悔しかった。
一気に不安になった。



「婚期を逃す」と
大学進学を反対していた親から
浪人することは絶対ダメだと
話されていたので、
 

【みんなにはある、来年が私にはない】
状態だった
前期日程不合格…えーん



「だが、
まだ後期があるじゃないか!!」


卒業式に
進路が決まっていなかった私は、
3月を過ぎても
ひたすら勉強し続けた。



結局、
なんとか後期日程で
滑り込み合格を手にすることができた合格

合格発表の瞬間は、
子どもみたいに
飛び跳ねて喜んだことが
今でも忘れられない
(ついてきてくれるような
家族も友だちもいないので
1人で騒いでました笑)


前期で魔物が来て、
自分に対して自信がなくなったまま
迎えた後期日程だったが、



努力をし続けていたことが
きちんと報われるときって
くるんだとわかった。



……時は過ぎ春。

念願の女子大生になった私は
都会の駅構内を彷徨っていた。

「大学はどこの出口だったろうか?」

入学のころは、
受験のころの
雪が積もっていたときとは
景色と違ったので
初日から迷う羽目になってしまった。


私の住む田舎の駅は、
当時出口といえば
1箇所しかなかったから
迷うことなんかなかったんですよね笑



疎まれがちな
空気の読めなさや、
合理性に欠けると思われるような
ルーチンでもなかなか
変えられないあなたのこだわりが、

ときに強さと
なる時も来ると
私は思っている。

自分を諦めないでほしい。