今日は妻とのお別れの日だ。
妻とは3回のお別れをした。
1回目は妻が亡くなって、看護師さんに促されて末後の水をとって、おつかれなさいを言ったとき
2回目は葬儀が終わってお骨になる前
3回目は今回の納骨だ。
妻との最後の旅行を楽しみたかったので、朝早い時間の新幹線の自由席に乗り、2人で隣どおしに座った。
朝早い便を選んだのだけど、混んできたので妻は僕のひざの上にのった。
何度かの乗り換えののち、納骨予定のお寺の最寄りの駅についた。
お寺まで少し距離があったが、妻とはしばらく一緒にいたかったので、駅までの道をゆっくりゆっくり歩いて行った。
ふと見上げると、空が青かった。
そして、3度目のお別れのときが来た。
お寺にお骨を渡し、手続きを行う。書類は事前に書き、送っていたので、寺からいただいた書類の確認。いろいろな説明、それから納骨式の内容の確認。
妻が亡くなって、いや妻が病気になって初めて体験することばかりだ。
それまでネットである程度の情報はとれると思っていた。ところが、現実は違った。
今回の納骨についてもそうだ。google先生で、「納骨」を検索すると、納骨は四十九日回忌までにとか書いてあるけど、よく読み返してみると、その前に「一般的に」って書いてある。
「一般的」ってどういう状況だろう・・・
法律上は特に制限がない。望めばいつまでだって一緒にいられることができる。
妻が逝ってしまった直後がそうだった。
ずっと一緒にいるつもりでいた。。。
そのあと母や友達からお墓は?と聞かれたとき、今考えてる。と返事はしたものの頑なにずっと一緒にいつづけるんだ。と思っていた。
そのために、正式に分骨の手続きもし、小さい骨壺を買い、ずっと離れないようペンダントさえ買った。
ところが心変わりした。心変わりした理由は過去の記事に書いた。
ちなみにお墓を作る場合だと、四十九日回忌に納骨は無理だ。あちこちきいてまわったところ、お墓を作るのに2~3か月、お墓の内容によっては、もっとかかるそうだ。
ひとつだけ四十九日回忌までにいけると答えたところがある。
親戚中にせっつかれて、どうしてもということで、そこに相談がいったらしい。
その場合は、小さい墓石に規格の文字、それもレーザーで彫ってで、いけるそうだ。そこはうちだけですよと、胸をはっていた。
「納骨」について、インターネットで調べて、あちこち行って、いろいろ話を聞いて、突き合わせて、つくずくネットは、残酷だと思った。
それがこのブログを始めたきっかけだ。
このあたりの話題は、もう個々によってそれぞれ事情、考え方、見え方がそれぞれちがうようだ。
うちのブログもこんなことがあるよ。ぐらいで見てほしい。
最後にこの情報がお役に立てば、大変うれしく思う。