常陸の国の一之宮 鹿島神宮 に参拝。
お正月が終わっても参拝者は結構いました。
明治維新前は、神宮と呼ばれるところは、
伊勢神宮
鹿島神宮
香取神宮
だけだったと聞きます。
江戸時代は、鹿島・香取両神宮にプラスして、息栖神社を合わせた三つの神社を参拝することを、
東国三社参りといったそうです。
伊勢神宮参拝までは遠いためにできたとか。
今と違って、舟を使って参拝に訪れていました。
大鳥居からスタート
まもなく歩くと、
この先に本殿がありますが、鹿島神宮の本殿は東向きになっているそうです。
確か、日の出と関係があったような・・・?
境内にいるシカは、奈良公園のシカの先祖だといわれています。
一説には、中臣鎌足は鹿島の出身で、奈良にいる親戚の神官の跡取りとして、当時の飛鳥に行ったという話。
鹿嶋市には、今も中臣神社があるそうですよ。
以前、NHKのドラマ「大化の改新」では、子供の鎌足が飛鳥に向かっている途中に、吹雪の中富士山が映っていました。
こちらは奥の院の先にある要石。
地震を起こすナマズを退治して、出てこないように石を置いたという話。
香取神宮にもありました。
最後にお水取りへ。
毎年、水行が行われる池です。
その奥に、清水が湧き出ていました。
伊勢神宮をさんざん歩き回った後の参拝なので、歩くのは慣れたものです。(笑)
やはり神宮内の空気は気持ちいいものです。
新しい神札をいただいて帰路に。