東日本大震災発生直後から始めた支援活動。
その活動も、3年6ヶ月が過ぎました。
そんな今、一枚の感謝状をいただくことになりました。

厚生労働大臣  感謝状
小美玉市社会福祉協議会  表彰状

昨日、その伝達式があり私も出席してきました。
但し、これまでご協力いただいてきた、多くの支援者の代表としてであります。

もともと、こんな一枚の紙をもらいたいがゆえに始めた支援活動ではありません。
今の自分に、なにか出来ることはないか?
必要なことはなにか?
そんな想いから始めた支援活動です。

これまで何回も被災地に足を運んできました。
そこで目にしたこと、感じたこと、
そのことを、私の住む街の方に対しても、なにかを伝えたい。
それが、命の大切さ、家族の絆を伝えるための映画の自主上映会の開催です。
先日、その3回目の開催を終えることになりました。

東日本大震災では、多くの命、失われた形、無くなった既存のコミュニティー、今なお避難生活を余儀なくされているご家族の存在もあります。。
また避難先で理不尽な扱いを受けている方も多くいらっしゃいます。

私が住むここ茨城県も、地震被害は多くあります。
私の自宅の屋根瓦は、今も地震で崩れたままの状態です。
何回か雨もりはしましたが、応急処置でなんとか過ごせています。

自分の家に住み続けられることが、どれだけ幸せかということを、私はこの大震災で知りました。
なので、自宅の屋根など一向に構わないと思っています。

しかし、今も避難生活を余儀なくされている方たちにとっては、どんなに辛い日々を送っていらっしゃるのか。
自分がその立場になったら、どんなことになるのだろう。

私が今回いただいた賞は、これまで私たちの支援活動にご協力いただいたり、支援物資、支援金を送っていただいた方々全てのものであり、私はただその代表として受け取ったに過ぎないと感じています。

このフェイスブックを通して、全国から支援の輪が広がっていくのを、怖くも感じたことがあります。
なぜならば、顔も見たことが無い、面識も一切ない、そんな方たちが私たちを信じて送っていただいているからです。
もし私が逆の立場だったら、そういうことが出来るでしょうか?
いつも感謝しています。

私は今回の受賞をきっかけに、新たな支援者と結びつけられたら嬉しく思っています。
そうなれば、避難生活を余儀なくされている方たちへの、応援にもつながります。
そして、
「忘れ去られることが一番辛い」
そう思っている被災者にとって、きっと励みになってくれると信じます。

ご支援いただいている方々へ。
これまでのご支援、ありがとうございます。
そしてこれからもご協力、よろしくお願いいたします。

受賞、おめでとうございます!

岡崎 芳彦