お店のPRって何を書けばよいのかわからないのですが、どうしたら良いのでしょうか? | 飲食店の現場を変えていく 飲食店コンサルタント(中小企業診断士)原島純一のここだけの話

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飲食店コンサルタントであり、中小企業診断士である原島純一のオフィシャルブログです。飲食店コンサルタントとして活動している中で気付いたことや感じたこと。また、皆様のお役に立つ情報などを発信していきます。ここだけでしか言えないお話もしていきます。お楽しみに♪

Q:古くから営む居酒屋です。特に、特徴のあるお店ではないのですが、お店のPRって何を書けばよいのかわからないのですが、どうしたら良いのでしょうか?


A:

今年も忘年会の獲得に向けて、そろそろいろんなPRを考えている頃だと思います。今年は、お店の施設面を上手にPRしてみませんか?

 

お店の施設面をPRしましょうと提案すると、「うちは、お座敷が無いんだよね」とか「うちの座敷は、掘りごたつ式ではないから、嫌がられるんだよね」とか「うちは、店が狭いから大人数だと、断られるんだよね」などのマイナスな発言が返ってきます。

 

でも、どのお店にもお客様が来て頂いているということは、そのお店の美味しいお料理やサービスに満足して頂いていることもありますが、施設面での満足もあるはずです。

 

お客様が、どのような動機で利用しているのかをよく注目してみてください。

 

最近、特に相談が多いのが掘りごたつ式になっていないお座敷の問題です。確かに、最近は足を下せる席のほうが人気ですが、お子様連れのお客様には、逆に足を下ろせないお席のほうが安心で嬉しい場合もあります。また、お客様の要望に沿って、席のレイアウトを自由に動かせるというメリットもあります。

 

同様に、大人数の宴会が出来ないお店では、少人数で貸切ができるというメリットがあります。

 

ついつい、お客様からの声で、デメリットに捉えがちな部分でも必ずメリットがあるはずです。このメリットの部分を上手にPRしましょう。

 

そして、一番大切なことは、その自店舗の施設のメリットを活かした利用方法を考え、そのことを上手にPRすることです。

 

例えば、「少人数でも貸切が出来ます」などのPRではなく、「周りを気にせず思いっきりガールズトークが出来るお店」とか「友達を思いっきりお祝いした時にクラッカーが使えるお店」など、お店の利用動機をイメージできるPRを考えてほしいと思います。

 

ですので、施設面を活用した理想的なPRとしては、こんな利用方法はいかがですか?⇒なぜなら、当店ではこんな施設だから可能です⇒お料理は、こんなお料理なので安心。みたいなストーリーが表現されていることが望ましいと思います。


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