2022.2.8【米国経済】いまさら聞けないインフレとは何か❓バイデン政権は何を間違ったのか | 幸福実現党ならばこうする

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Youtubeチャンネル【及川幸久−BREAKING−】の世界の政治経済の解説をメインに文字起こしするブログです。

今日のテーマは【今さら聞けないインフレとは何か?バイデンの失敗】ということで、お送りします。


経済のテーマというのはこのチャンネルであまり人気がありません。ただ今一番重要な問題の一つが【インフレ】。特にアメリカのインフレがひどい。


ということで、インフレの説明っていうのは本当に難しくて、私自身もあんまりうまく説明できる自信がないんですけど、ちょうどです。👉ウォールストリートジャーナル~アメリカの経済誌です〜そのネット版の論説でインフレ対策についての動画があって、


この方➡︎ラリー・クドロ。トランプ政権の時のトランプ大統領の経済顧問の一人です。このラリー・クドロさんが『インフレとは何か』ということを実にシンプルに説明してくれてるんです。これをちょっと紹介したいと思ったんです。


インフレインフレって聞いてもなんだかつかみどころがない、よくわからないって人は実際に多いと思うんですよね。そこで今日はこの話だけ知っておいてもらうと、一応インフレってのはこういうものかなあっていうのがつかめるようになると思います。「いや、インフレ?そんなのわかってるよ」って言う人にとっては今日の動画は必要ないと思います。



🔸本題に入る前に、私の街頭演説の近々の予定をいくつかご紹介しておきます。

🔸2月11日建国記念日の14時から東京の練馬区の光が丘駅というところでございます。

🔸それから12月13日日曜日の14時に東京の江戸川区の西葛西駅南口、ここで行います。

🔸更には2月22日、この日は竹島の日です。竹島というのは島根県に属しています。で、この竹島の日に17:00に松江駅北口時計台前で竹島の日に街宣を行います。お近くの方は是非来て下さい。

🔸特に、この《竹島の日》、重要なお話をしたいと思っています。



🟥本題:《インフレ》ということで、、今現時点での主要国のインフレっていうのをざっくり見てみるとアメリカが7%、中国が1.5%、日本は依然として低く0.8%→それでも実はちょっと高くなってきてるんですけど。ドイツは4.9%、イギリスが5.4


だいたい欧州がやっぱりインフレがひどくて大体5%前後〜6%ぐらいになってるんですが、ただ《アメリカの7%っていうのが主要国の中ではダントツで高い》。


ということで、[これがバイデンの不人気の原因]なわけです。これ考えてみれば当然でアメリカ人の日常をこのインフレ…物価高が直撃してるわけです。だからバイデンの人気か低いわけです。


この件に関して、このラリー・クドロ前トランプ政権の経済顧問がウォールストリートジャーナルのテレビ版ていうか、ネット版で説明しています。


🟥まず《現状》なんですがアメリカの消費者物価6.8%。これがインフレ率なんですけど、ざっくり言うと7%ということで、[特にガソリン代が酷い]➡︎ガソリン代が1年前に比べて[58.1%も上がっている]わけです。


それから[牛肉が20.9%も上がっている]ということで、《全体としては6.8%》ぐらいなんですけど、個別に見ると、もっとはるかに上がってるんです。


➡️これが【約40年ぶりのインフレ率】〜正確には39年ぶりのインフレ率なんですね。で、突然こんなにインフレになった。確かにパンデミックがあったりとか色んなことが起きて、それも原因なんですが、しかし他の国が4%とか5%の中で、アメリカが7%になってるっていう事は《いかにバイデンが問題なのか》っていうことなんですけど、何が問題だったのか❓バイデンデンさんが一体何を失敗したのか❓それをこのクドロが説明しています。


🟥結論的にいうと、この40年ぶりのインフレに対してどうすればいいのか❓どういう政策を打つべきだのか❓【バイデン政権の現時点での答え】は《もっとお金を使うことだ》っていう風に説明してるんですよ。


バイデン政権の現在の経済顧問はこう言っています。【ビルドバッグベター法案】👉これ【BBB法案】ということで、バイデン政権の肝いりの社会保障的な超大型法案ですね。➡︎これで3兆ドル使おうとしてるんですけど、『BBB法案で3兆ドル使えばインフレ率は下がるんだ』っていう風に言ってるんです。➡︎このBBB法案が議会でなかなか通らないんですが、「これさえ議会で通れば3兆ドル使う。そうすればインフレ率は下がるんだ」って言ってるんですね。


これ、まぁ、クドロさんにしても他の人たちにしても…普通は逆なんです。👉物価が高すぎて殆どのアメリカ人は消費したくない。→そりゃそうですね。ガソリン代が58%だとか、牛肉代が20%だという中で、ほとんどの人が消費したくないわけです。そんな中で更に「消費しろ」ということを言ってるんですね。


🟥結局【何が問題】かというと《ドルの量・通貨量・お金の量が多すぎる。現時点で多すぎる》︎➡︎どれぐらい多いか❓というと、クドロは『少なく見積もって3兆ドルが過剰である』と。〜3兆ドル多すぎるんだと。➡︎これ[過去1年間でバイデン政権が、こういう“お金をどんどん使う”ということをやってきた]わけです。それが多すぎるって事なんですよね。👉それが《インフレの原因》になっている。➡︎そこに更にこの【BBB法案・ビルドバッグベータ法案】で更に3兆ドル使おうとしている。➡︎これ『インフレ対策の逆だ』と。真逆なんだと。


🟥じゃあ今日のテーマ【今さら聞けないインフレとは何か】❓インフレとは何か❓というのを、このクドロは"too much money"なんだと。《つまりお金の量が多すぎるんだ》と。《これがインフレという現象》を表してるって言うんでね。。


🟥これ非常にシンプルな説明の仕方です。要はこのアメリカにある通貨量・お金の量がToo much 大過ぎるんだと。で、その原因はアメリカ政府がお金をいっぱい使ってきた、ということなんですが、アメリカ政府の《政府債務》というのが、今史上最悪の《30兆ドル》ということですから《3000兆円以上》です。日本が1200兆円と言ってますけど、アメリカは3000兆円です。➡︎この30兆ドルは史上最悪なわけですね。

➡️《にもかかわらず、更に3兆ドルの債務を上乗せしようとしている》と。


🟥何でそんな事が出来るのか❓っていうと、要は【FRB】がお金を輪転機まわして印刷して、アメリカ国債を買ってくれる。なので理論的にはアメリカ政府が国債発行して、いくら借金しても【FRB】が結局、輪転機回してお金作って、お金出してくれるので、[借金ができてしまう]んだと。


👉そうなった結果、市場はお金でジャブジャブになっているという…こういういい方をしました。お金でジャブジャブになっていると。


👉『これがインフレの原因なんだ』と。このお金の量がToo muchだってことをずっと言ってるんですね。


🟥インフレとは何か❓➡︎お金の量が多すぎることであると。


🟥バイデン政権はこのインフレの原因を理解していない。そもそもインフレとは何か?ということ、これを全く理解してない、ということを言っています。だから逆なことをやろうとしてしまっている。


🟥FRBは政府の借金にずーっと資金を提供してきた。FRBが、特に過去1年間、バイデイ政権になってから、とにかく社会主義的な政策で、政府がどんどん借金してお金を作って、そのお金をばら撒くということをガンガン行ったので、【政府の借金にFRBが資金を提供してきた】➡︎ところが全ての価格が上昇した➡︎これは実は滅多にないことなわけです。すべて《ありとあらゆる物の価格が今、アメリカで上昇している》。こんなことは『よほど過剰な資金量にならないと起こらない』とこう言っています。


🟥じゃあこのインフレの時に何をすべきなのか⁉️

ラリー・クドロが言っているのは1️⃣まずFRBの量的緩和を中止することだと。FRBが輪転機をガンガン回してお金をどんどんプリントして、お金の量を増やしてしまう。これをもうすぐにやめるべきだと。👉本当は少なくとも6カ月前にやめるべきだった。やめるべきだったのをバイデン政権は判断を誤っている。未だにやってる、と。2️⃣そしてFRBの利上げ。➡︎このFRBが本来だったら、短期金利をどんなに遅くても、先月1月には利上げすべきだった。しかしまだやってない。➡︎3月にやるらしいんですけど、遅すぎる。ということを言ってますね。


🟥そんな中で、バイデン政権は先ほどの【BBB法案】を出して、さらに3兆ドルを輪転機回して市場に出そうとしているわけです。で、この法案が決まらないわけです。議会を通らない。➡️通らない理由は、野党の共和党が反対しているのもあるんですが、共和党だけじゃなくて民主党の議員も反対している。


🟥その正反対の急先鋒がこの人です。【ジョー・マンチン上院議員】民主党です。ジョー÷マンチン上院議員が反対している理由は、今ラリー・クドロが言ってたことと全く同じです。『このBBB法案を中止すべきである。少なくともインフレが治まるまでは』ということ言ってるんです。


『ここでさらに3兆ドルなんて大型のお金を出してしまったら、もうインフレがどうなんかは分からないじゃないか。その責任を俺たちは負えないよ』ってことをジョー・マンチン上院議員が言ってて。〜トランプ政権の幹部だったラリー・クドロが、民主党の上院議員が民主党のジョー・マンチンを評価してるんです。これが面白い現象なんですけど。


👉【確認】インフレの原因とは、お金の量が多すぎる事であると。だったらそのインフレの原因は…FRBがお金を刷り過ぎた。


🟥【インフレの原因2】それからもう一つ。今アメリカで【1,100万人分の雇用が余ってる】わけです。雇用不足なんですね。で、労働者不足なんです。1,100万人が逆にいうと働いていない。1,100万人分の仕事のあるんですけど、それがその仕事やってくる人がいない。つまり1,100万人が働いていない。➡︎だからその結果、賃金が上昇している。働いてくれる人を探しているわけです、雇用主は。だから賃金を上げざるを得ないわけです。


➡️《賃金上昇》つまりこれも《インフレの原因》になっているわけです。賃金上昇するってことは本当はいいことなんですけど、…日本なんかは賃金上昇して欲しいんですけど。


👉この《賃金上昇》っていうのが《物価の上昇と同時に上がりすぎるとひどいインフレになってしまう》わけです。👉なんで1100万人も働いていない人が増えてしまったのか❓➡︎それは《バイデン政権の社会保障の間違い》であると。


👉働かなくてもいいほどのお金を与えているわけです。これがバイデン政権が過去1年間やってきたことです。パンデミックで経済が止まったってことで、「だったら政府がお金を出しましょう」って言って働かなくてもいいようにしてきたわけです。それも働ける体の人が働かない。こういう風にしてしまった。


👉そこに更にこの【BBB法案】を出すというわけですから、これはもう『少なくとも来年までは中止すべきだ』というのをラリー・クドロも言ってるし、そもそもジョー・マンチンが賛成しない限り、もうこれ議会通らないですけどね。➡︎で、来年までってことは、今年の秋には《中間選挙》があります。そこでかなり高い確率で議会の過半数が共和党になります。そうなれば、そこまで多分この【BBB法案】は法案として、そのまま決まらずに残っているでしょう。➡︎となると、その時点で共和党がこの法案を廃案にすることになると。まあ、それが一番良いことだということをラリー・クドロは言っています。


今日のテーマは【今さら聞けないインフレとは何か?】イメージだけ掴んでいただければ幸いです。


今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。