馬鹿 | びっぱれるぴらん

びっぱれるぴらん

あいつと僕と彼女と奴隷とただのガチャピン。

 土砂降りの中を傘を差さずに歩くのが好き
 
 なんだかすごく自分が可哀想で、愛しく思えてくるから
 
 重くて冷たくて私って馬鹿だなあと思うとき
 
 
 
 誰かを傷つけたくなるのは
 
 失うことで自分を感じたいからかもしれない
 
 大切な何かにさよならを告げるとき
 
 へたり込んで這いつくばって水溜りに沈みこむ時の感じに似てる
 
 すごく辛くて痛くて胸が締め付けられるんだけど
 
 ちょっと気持ちいいんだ
 
 
 
 馬鹿だなあ