馬鹿 土砂降りの中を傘を差さずに歩くのが好き なんだかすごく自分が可哀想で、愛しく思えてくるから 重くて冷たくて私って馬鹿だなあと思うとき 誰かを傷つけたくなるのは 失うことで自分を感じたいからかもしれない 大切な何かにさよならを告げるとき へたり込んで這いつくばって水溜りに沈みこむ時の感じに似てる すごく辛くて痛くて胸が締め付けられるんだけど ちょっと気持ちいいんだ 馬鹿だなあ