介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」 -5ページ目

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

先日いつものように部長と仕事についての打ち合わせをしていました。

来年、認知症棟に戻ってみないかとの打診です。

そっこう断りました。


いま一般棟での人材育成に力を入れている事。
その中でいずれ認知症棟でも十分に通用する職員が数名おり、その職員に色々な認知症介護においての知識や、根拠に基づいた介護について学んでもらっている事。

それが楽しくて今は異動したく無いですと断ったばかりなのです。


何よりも一般棟の職員は超優秀な職員ばかり…
私の手の届かない場所まで、背中を掻いてくれるような職員が多いのです。

これ!やっておきました。
これ!私がやっておきます。

そんな職員が多いのです。


私からしてみれば凄くありがたいし、一緒に仕事していても楽しく無いわけがありません。



またいつの間にか、難しい認知症の利用者も一般棟で対応することが増えました。
入所して間も無い利用者は、一時的に一般棟で受け入れることがたまにあります。
そこでやっぱり一般棟では対応が難しいと判断したケアマネが、認知症棟に転フロアする流れとなるのですが、私は一般棟でも対応できると言うことも最近はあるのです。

認知症介護は一般棟では無理と言いたく無いのが私の本音…
それと難しい認知症の利用者も対応できる職員が多いと思っています。


でも自分が認知症介護がやりたくて断らないわけでは無いです。

実際私はあまり利用者と関わることは少ないですし、重きはマネジメントの方が今はメインになっていますから。



BPSDが顕著な利用者が増えれば、それなりに対応に困ることが増えるのは当たり前。
認知症利用者に対応するコミュニケーション技術や、認知症介護に対する考え方も多少は必要になってきます。
だからと言ってそれらの技術や知識を一から教えている訳では無いのですけど😅


でもそこで気づいたのは、認知症棟の職員より、自分のフロアの職員の方が
認知症介護に向いているんじゃないかな〜と。

元々、認知症介護に適した職員を認知症棟に集めたんじゃ無かったっけ?






今のフロア職員は、ある程度の認知症介護でのヒントを与えるだけで、自分で考えて実践してくれる職員が多いです。
まあ〜、私が育成していると言うよりも、ヒントさえ有れば、皆んなで協力して考えてくれています。

これ!私からしたら今までありえないことでした。


一年半?くらいかけて、やっと自分のフロアの職員の凄さに気づいた私も
どうかと思います。
(だからと言って自分の認知症に対する熱が復活したわけでは無いのですが)



もう少し、この職員たちの成長を見ていたいですね。


それに今は以前ほど仕事人間ではありません。😩



本当に久しぶりのブログなのに、沢山の「いいね」いただき有難うございました。本当に嬉しいです。

さて一年近くブログから遠ざかって何をしていたかと言いますと、普通に仕事をしていたとしか言いようがありません。
特に認知症介護に拘らず、クリアな利用者さんや、勿論認知症の利用者さんと普通に介護の仕事をしていた感じ…………………
特に自分の立場柄、職員のマネジメントや介護実習生の担当を主にしていましたね。
認知症介護で悩んでいた頃とは全く違い、普通に楽しく仕事していました。

それと!これまた長く休んでいた、趣味の写真撮影も復活させました。
これはもう15年以上もカメラを握っていませんでしたからね〜
防湿庫に眠っていたカメラはフィルムカメラ‼︎‼️
古すぎる😩

女房にお願いして、丁度一年前にデジタル一眼を購入しました。
これは特にハマりましたね〜。

いつのまにかカメラは2台と増え、レンズも何本も増えてしまいました。

まあ〜中古のレンズがメインなんですけど、新品で買ったのは最初のデジタル一眼だけです。


そんなことで、あれほど一生懸命に認知症介護で語っていた自分とは、全く別人のように認知症について語ることは無くなりました。




でもいつの間にか自分がいるフロアに認知症の利用者が増えている…
一般棟でも認知症の利用者は昔から入所していたのですが、以前はDPSDが軽く、クリアな利用者さんと区別がつかない程度の利用者ばかりだったんですけどね〜
かなり難しい認知症の利用者も徐々に増えてきているこの頃です。😅



最近はよく、部長と話をするのですが、今では全く認知症棟には戻りたいと思わないと言っています。
もう嫌ですよ〜
やっぱり話が通じ合う利用者の方が、色々なことで感謝はされるし、イライラすることも無い…
一般棟でも難しい認知症の利用者は数名いますが、認知症棟での苦労と比べれば、雲泥の差がありますから。




認知症介護のあの情熱は完全に消えてしまったのか?
このコロナ禍で認知症介護の外部講師の仕事も全く出かけなくなりましたし、無くなったというより、断っています。


でもいつかまた認知症介護に携わりたいとは思います。
そして認知症棟にまた呼び戻される時があるんだろうなぁ〜と思ってはいます。
異動がつきもののこの業界ですから。



とは言うものの、このブログを始めたのは、何らかの心境の変化があったんです。


それはまた少しずつ記事にしていこうと思います。

一年近くこのブログから遠ざかっていました。
そしてかなり自分の心境変化がありました。

認知症介護が嫌になった訳では無いけど、それほど認知症介護にこだわることはなく…
でも一般棟なのに、難しそうな認知症の利用者を拒まず…

そんなもんだからケアマネも、認知症棟から、かなりBPSDが進んだ利用者を転フロアさせてくるわけで。
本来は一般棟から認知症棟に異動してもらうことが普通なんですが、私なら何とかしてくれるだろうと思っている節があるみたいです。
ケアマネ…………………





このブログを辞めたわけでは無かったし、こんなに長く休むつもりも無かった訳なんですけどね。😩
本当は今年から認知症棟に戻れる約束だったんですけど、今は戻る気ない。
もう少し一般棟で続けたいと部長にお願いしました。



そんな訳で、わたし生きていましたよ。✌🏽