特養に働いていた時のことを思い出してみた。
やっぱり特養時代もケアプランにそった生活を提供することは変わりありません。
昨日は人員削減で生活リハやフロアーリハどころではないと記事にしましたが、一部の職員は忙しい最中でもプランにそったケアを提供してくれるのは事実です。
(私以外にも極数人はいる)
少ない人員によりストレスがあるのも事実だけど、大きな要因はそれだけではないのも理解しています。
だって人員が規定どおりの時だって、生活リハしてくれない職員はいましたから。
(2年前までの話し)
特養に働いていた時も実際そこまでケアプランを意識していない職員はいましたね〜。
私もその一人…………
σ^_^;
技術や知識が無かったころ、ただただその日の業務をおこなうことで精一杯でしたから。
それを考えると今の現場の職員も同じなのかなぁ〜?
経験年数ではもう10年をこえる職員が多いのですが、経験年数=「できる」職員と言うわけではないのかもしれません。
(「できる」とは技術がないと言うわけではなく、状況を正しく判断して何をすべきか考える力)
結局はどこの施設でも同じような課題があって、それを統制する人材は同じような悩みを抱えていたんでしょう。
あの当時は自分がペーペーで、そんなことまで頭に無かっただけですね。
そうなると人員が足らなくて出来ないとか、在宅復帰しないから意味がないと言うのは言い訳にしかなりません。
まあ〜実際に忙しかったり在宅復帰しないのは事実だし、フロアの環境自体ピリピリしているのも事実なんだけど……
介護部長に相談すると「その都度やってもらえるように、その立場の人間がお願いしていくしかないんだよね〜」と言われてしまいました。
まあ〜確かにそうなんだけど、毎回毎回言うのも、かなりストレス溜まるんです。
「またやってね〜よ」ってどうしてもイライラしちゃうんです。
なので自分がいる時は、俺がやった方が良いやって思っちゃうんです。
また部長はこんなことも言っていました。
長年ここで働いてきた職員の意識を変えるのってすごく難しいから……
ならば新しく入ってきた職員や、経験が浅い職員を育成することに力を注ぐのも一つの方法だよね…………
これが2年後、3年後したら、きっと環境が変わっていると思うよと………
特養時代の管理者もこんなことを考えていたのですかね〜。
私があまりにも無知で気づけなかったことを、我慢強く見守っていてくれたのでしょうか。
今までの経験を冷静に辿ってみると、いま考えていることが、今の自分の立場しか見ていないのかもしれないと今日感じさせられました。