認知症の症状として睡眠障害がよく言われます。
見当識の障害から夜を昼間と間違えたり、まだ朝でも無いのに朝と間違えたり……
昼間傾眠がちで、一気に夜に活動し始めたり………
在宅の介護でも困った問題ですが、施設での介護も職員にとっては凄く困った問題です。
睡眠障害の対策として午前中に日光浴を促したり、適度に疲労感を与える為に運動療法なども有効とされています。
しかし運動療法といっても施設での運動療法って、そう簡単ではないんですよね〜。
適度な運動を促すとしても職員が一緒に付き添っておこなうことは殆どできません。
ケアマネには……
「一緒に運動を促す為に散歩などしたら良いんじゃないの?」と言われたこともありましたが、10〜15分程度の散歩でどれだけの効果があるだろうか………
意外とみんな体力あるんですよね〜。
そのくらいの散歩じゃ効果ありません。
利用者が元気で良いことなんですが…………
(^_^;)
ちゃんと効果を上げるには、それなりの時間と、それなりの人員が必要です。
うちの施設に限ったことでは無いと思いますが、それだけの認知症ケアが出来る施設って多くはないんじゃないかな〜。
最近は比較的皆んな寝てくれるのでありがたいけど………
(^_^;)