仕事柄、認知症関連の医学書や研究論文、認知症改善事例報告書などを読むことが多いです。
これらには「認知症は治らない病気！」と言っている人達や、またその逆に「認知症は治る」とはっきり言い切っている人達も最近は増えてきています。
認知症が治る……………？
これらの傾向として医療関係の人達…？
いわゆる「医師」は認知症は治らないと言い切る傾向があり、また大学等の研究者は認知症は治ると言っている傾向があるみたいです。
医師は画像診断による脳の器質的な進行で、治るか治らないかを判断しているのだと思うけど、研究者は膨大なデータで「症状」が改善したか改善しないのかを判断しています。
いわゆる改善が＝治るとしているのだと思います。
まあ〜私はどちらも間違いでは無いと思います。
;^_^A
最初は私も「認知症が治る？ そんなはずは無いだろう〜」と思っていた一人です。
そこである学者が提案している対処療法や身体的機能改善を実践してみると驚くような結果が出ました。
（；゜０゜）
認知症治った…！
(￣O￣;)
性格にはBPSD症状が減っただけですが、4人の利用者に実践したうち３名の利用者のBPSDが軽減したのです。
この学者の提案しているのは「水を飲むだけで認知症が治る」というのです。
これ！どこかで聞いたことありませんか？
;^_^A
私も理屈的には改善することは解っていましたが、実際試したことが無かったので興味本位で実施しました。
まあしかし治ったとまでは言いませんが、全然違いますよ…研究前と研究後の状態が。
また今回は4人に試しただけでしたが、そのうち3人に効果があったという事は確率的には高い数字だと思います。
(研究対象者が少ないので曖昧なデータである)
まあ〜基本的には脳の器質的変化は変わらないので、本当の意味で治ったとは言えないでしょう。
ただ言い方を変えれば我々の対応次第で認知症の症状は改善するので認知症の症状が減った＝治ったという人もいるんじゃないでしょうかね〜。
因みに私は治るとは言いませんが……………
;^_^A
まあ〜色々な考えがあって良いと思います。