新設の施設なら理想の介護が出来るとは限らない。 | 介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

介護職員の本音 「認知症介護を楽しく乗り切ろう」

世間の介護事情や認知症介護についてあれこれ言いあう場。政府だけに頼らず手っ取り早く現場を変えられるのは介護職員です。

先日私がお世話になっていたかつての上司が、うちの施設に遊びに来ていました。
懐かしく思い近くを通りかかったので、立ち寄ったとのこと……………


ここを辞めてから、そろそろ3年が過ぎようとしています。


辞めた理由が「もっと高い意識を持った職員と仕事がしたい」そんなことを言っていた記憶があります。


自分が住む地域で新しい介護施設の立ち上げがあり、職員を募集しているため、新設の施設なら自分の目指す介護を一から作り上げれると考えたのでしょう。


しかし現実は甘くなかったと言っていました。



新設当時は職員も満ち足りており、希望が膨らむ毎日を過ごしていたようです。
しかし月日が経つにつれて職員は辞めて行き、いずれ業務が回らなくなる。
職員が辞めていけば必然的に夜勤が増える。
夜勤が増えても特定の職員ばかりが負担が増すばかりなので結局は月に8〜10回と夜勤をしなくてはならない……………


「ここと全く変わらなかった…」と言っていました。;^_^A



「高い意識の職員と仕事がしたい」という願いも、人員不足の前では何の意味も持たないと言っていましたね。
職員が足らなければ人材育成も滞るし、いつの間にやら自分たちの勝手な判断の業務になって行くと。



;^_^A (私の心のつぶやき)
「それなら今の職場の方がよっぽどマシかも…」



結局はどこも同じなんでしょうね〜。
辞めて別の職場に移っても…
新設の施設だから良い施設が作れるという訳では無いということです。


しかし新設当時は人材が足りていた訳ですよね…
ここら辺の地域は大きな市なので、新設の施設なら直ぐに職員も集まったらしいですから…


結局は運営の方針で左右されるのでしょうか…
自分が悩んでいたことが少しだけ晴れた気がします。
(−_−;)